目の下のクマというのは、年齢とともに、徐々に濃い色に変わってきませんか?
「疲れてるんじゃない?」と言われたりしてとても気になったりします。
若い頃は、綺麗な肌色で目の下も頬の色と同じ色合いでしたが、年齢を重ねると誰でも多少はクマが出やすくなるようです。そして個人によって目立ったり目立たなかったりと大きな差があるように思います。
年とともにクマが出やすいというのはしかたないとしても、化粧したときにクマが目立つようになるのは避けたいです!
クマの色は頬の肌色よりもくすんだ色になってくるので、いつものファンデーションだけでは綺麗に隠せない場合も多いです。
なので今回は、目の下のクマができたときの対策や化粧方法の仕方について解説していきたいと思います。
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目の下になぜクマができるの?
まぶたの周りってちょっとぶつけただけで青くなったりしますよね。色素沈着を起こしやすいので目の下をこすっていると黒くなってしまいます。
まぶたや目の下の皮膚はとても薄くて柔らかく神経も敏感でとても傷つきやすいのです。ところがまぶたと違って頬は皮膚が厚くて皮下脂肪も多いのです。
そのために目の下の部分と頬の間にはくすんだ色となった境界線ができてしまいクマとなってしまいます。
クマにもいくつか種類がありますが、時には睡眠不足などからクマの色は頬の肌色よりもくすんだ色になってしまうように、本当の意味でのクマは青く見える青クマと呼ばれるものです。
目の下のクマには種類がある
一般的にはクマは青グマ、黒グマ、茶グマの3種類あり、それぞれ出現する原因は異なります。それぞれのクマの原因に合わせた手入れで対策を行っていきましょう。
青グマの見分け方と対策
青グマは血液のうっ滞によるものです。目の周りには血液が集まっている場所なので寝不足や疲れてしまったりすると血液が滞ってしまいます。
まぶたの皮膚は薄いため滞った血液が皮膚を透けて青っぽく見えてしまうのが青グマです。とくに色白の人やまぶたの薄い人は目立ってしまいます。
青グマの見分け方
青グマは血液のうっ滞によるものなので、クマの部分の皮膚を引っぱってみると多少薄くなって見えます。
青グマの対策
青グマは冷え性の人にも多くみられる傾向があります。そのため適度な運動をして普段は冷たいものは控えるようにしましょう。目の周りのツボ押しなども取り入れていきましょう。
頬の肌色よりもくすんでしまったクマの色は若いひとであればファンデーションをいつもよりも丁寧に塗布するように気を付けてみてください。ただし年齢を重ねると綺麗に隠せないので、目の下のクマの部位だけコンシーラーを使用することで目立たないようにカバーすることができます。
黒グマの見分け方と対策
黒グマはむくみやたるみによるものです。目の下の皮膚は加齢によってさらに薄くなっていきます。
薄くなった皮膚は目の下の脂肪を支えられなくなって前に膨らんでいきます。このときにできた影が
黒っぽく見えるため黒グマと呼ばれます。
黒グマの見分け方
黒グマの見分け簡単な方法は顔を上に向けることです。鏡を持って確認してみてください。黒グマはたるみなので顔を上に向けると薄くなって目立たなくなります。
黒グマの対策
皮膚のたるみが原因なのでコンシーラーでは隠すことはできません。皮膚のたるみを改善するためにはコラーゲンを取り入れる手入れが必要です。
ビタミンc誘導体、レチノール、ピーリング剤などコラーゲンを増やす成分を含んだ美容液を取り入れましょう。むくみ体質の人はなるべく冷たい飲み物は避けることや、塩分を控えめにするなど日常対策も必須です。
茶グマの見分け方と対策
茶グマはシミやくすみによるものです。目の下の小さなシミが連なったものがクマのように見えたものを茶グマと呼びます。
私は花粉症で年中目がかゆくなるので目をこする癖があるので右目の下だけ薄茶色くくすんでいます。これは目をこすることでまぶたの角質が厚くなって、これがくすんでしまったものです。
茶グマの見分け方
茶グマはシミなので他のクマのように引っ張ったり上を向いても変化はありません。
茶グマの対策
茶グマはシミなので通常のシミに対するお手入れが必要です。小さな点であれば固めのコンシーラーでカバーすることができます。コンシーラーブラシにとってシミの上において完全に隠した後、ブラシを拭いて縁だけを馴染ませるようにぼかしていきます。
クマを目立たせないリキッドファンデーションで工夫する
目の下のクマの色によって、リキッドファンデーションに替えるなどの工夫した化粧方法もおすすめです。
クマの部位は薄い皮膚から構成されているのでメイクは柔らかい液体のリキッドファンデーションの方が綺麗に塗布できる場合もあります。
色合いも頬の色よりも濃い色でクマの部位に塗布するなど、グラデーション塗布方法をすることができるので、クマ隠しとして最適な色合いが見つかることが多いです。
多くのメーカーから選ぶのも良いですし、普段の使用しているファンデーションとメーカーを揃えるとより、目の下のクマの肌に馴染みます。
まぶたや目の下は皮膚が弱いため粘膜であり、皮膚を傷つけないようにすることが大事です。液体のリキッドファンデーションなら指先やスポンジでたたきこむようにぼかしながら馴染ませていくことができます。
目の下のクマを消すコンシーラーを使ったメイク方法
ファンデーションだけでメイクを仕上げようとすればクマやくすみをカバーしようとついつい厚塗りになってしまいます。
下地、ファンデーション、コンシーラーとそれぞれのアイテムを薄く重ねて塗ることで素肌のように仕上げることができます。
- 下地を顔全体にのせ、そのあと薄くムラなくのばし顔の色むらをカバーする
- ファンデーションは頬、額、フェイスラインとのばした後、目元、鼻、口元など細かい部分は
薄くつけていくと厚塗りを防ぐことができる - クマにはやわらかめのコンシーラーをライン状におき指でたたきこんでカバーする
- リキッドファンデーションの場合はフェイスパウダーを重ねて仕上げる
さいごに
「目の下のクマを消す方法!疲れ?加齢?クマの種類見分け方や化粧の方法」をお伝えしました。
目の下のクマが化粧しても目立つなんて焦ってしまいます。自分のクマのタイプを確認できたらタイプに合わせたお手入れをしていきましょう。目の周りはとてもデリケートなので普段のお手入れとともにメイクするときも丁寧に仕上げるように気を付けたいですね。
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