厄年の年齢やお祓いの時期は?人生の節目を乗り切る厄を払う方法

厄払い

厄年にはお祓いをしておかないと何か悪いことが起こるのではと不安になってしまうものです。

事故や病気になると厄払いをしなかったからと後悔をすることにもなるかもしれません。

厄年は最も災厄に遭い易い年齢だといわれますから厄年にはしっかりとお祓いをしておきたいですね!

今回は厄年にお祓いする年齢や時期、厄払いの方法などをポイントにお伝えします。

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厄年とは

厄年とは一生のうちで災難に遭いやすい年齢だといわれますが、厄年は人生の大きな節目を迎える年齢です。

19は「重苦」、33は「さんざん」42は「死に」と語呂合わせの意味もありますが、大厄の時期は肉体的にも社会的立場でも変調が見られる年でもあるため無理をしない、慎んで暮らすようにといわれています。

災難の多いと年と恐れる必要はないんです。節目となる大切な時期には厄払いといって神社に参拝し厄落としするためにお参りします。

「厄払い」「厄落とし」「厄参り」は同じ意味で使われています。

地方によっていろいろな厄払いのやり方がありますが、神社に参拝して祈祷してもらうのが一般的なお祓いの方法です。

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厄年のお祓いの年齢は?

厄年のお祓いの年齢は男女では違いますし数え年で数えるので注意してください。

厄年は数え年で男性は25、42、60歳。女性の場合は19、33歳をいいます。

特に男性の「42歳」と女性の「33歳」は大厄(本厄)といって、前の年を前厄、後の年は後厄といい、前後の歳を合わせた3年間は特に注意が必要だといわれています。

厄年の年齢は数え年で数えますが、これは生まれた年を1歳として数えるためで、実際の年齢よりも1年早く厄を迎えることになります。

数え年とは
生まれた年を1歳とし、あとは正月を迎えるごとに1歳ずつ加えた年齢です。42歳の厄年は満41歳になる年で、実際の年齢よりも一年早く厄を迎えます。

厄年のお祓いの時期は?

一般的には前厄の厄年にお祓いのご祈願をしてもらうことが多いようです。

時期は地方によっても違いがあるようですが、正月の初詣や節分、誕生日に神社に参拝します。

節分は立春の前の日(2月3日ころ)のことをいいます。 旧暦でいうと立春はお正月にあたります。

立春から次の年の立春までが一年となり、立春の前日までに鬼を追い払い福を招いてお正月を迎えるというものです。そのため厄年の人も遅くても節分の夜までに厄払いをします。

節分のお祓い

節分の日には豆まきをして、邪悪な鬼を追い払い福を招き入れるという行事が、家々や神社、寺院などで行われています。

家庭では、豆をまくのはもともとは家の主人、または年男、年女、厄年の人です。

豆まきは「除災招福」のおまじないなので、厄年の人はぜひ豆まきをして厄払いのお祓いをしましょう。

厄年のお祓いの方法

厄年の厄払いの方法は、神社を参拝しお祓いをしてもらうのが一般的です。神社へお参りするときは正しい方法で参拝したいですね。

神聖な場所ですのでそのときになってとまどいながらの参拝は避けたいです。押さえておきたいポイントは正しいお辞儀と手水舎で身を清めるやり方です。

厄払いでは神社へお参りにいったときに手ぬぐいやお金など身に付けているものを落として一緒に厄を落とします。

また友人や知人など親しい人を招いて宴会を 開き、自分の厄をみんなに少しずつ持ち帰ってもらうという方法があります。

女性はうろこ模様のものを身につけることで魔よけ、厄除けになるという言い伝えもありますし、 厄年の人には長いもので身に付けるものを厄除けとしてプレゼントする習慣があります。

女性の厄除けのプレゼントに帯絞めやネックレスなどがよく聞かれます。 他にも若い人が厄除けのお守りを選ぶときはパワーストーンのリングやブレスレットなどのアクセサリーが人気のようです。

厄年のお祓いの場所は?

厄払いとして全国でも有名なのが京都にある石清水八幡宮、神奈川の川崎大師、栃木の佐野厄除け大師です。

でも、わざわざ遠くの神社仏閣を選ばなくても、地域にある神社、故郷の神社でもお祓いには十分だと個人的には思っています。

子どものころから節目節目で神社へ参拝して、見守っていただいている氏神様に厄を払っていただく、というのが本来のありかたのように思うのです。

厄払いをしてない場合の厄を払う方法

厄年には必ず厄払いをしないといけないものではありません。ただし後々にやっておけばよかったと後悔するくらいであれば、厄払いはしておいたほうがいいでしょう。

厄年を過ぎても神社で厄払いを受けることはできますし、参拝以外でも掃除をする、体を洗うといった普段の生活の中でも簡単にできることもあります。

祈願だけでなく普段の生活をきちんと行うことが大切なんですね。

さいごに

厄年のお祓いについてお伝えしました。

厄年だからといって必ず災難にあうということはありませんし、必ずお祓いをしなくてはいけないということもないのです。

ただ厄年に当たる年は心身ともにダメージが積み重なって変調が見られる年だと思うのです。

厄を払って気持ちを引き締めて新たな気持ちで行動を起こすことが大事だとおもいます。

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