神社のお参りの方法は?願い事は1つだけ!正しい参拝の手順と作法

厄払い

神社でのお参りの方法がよくわからないという人は多いですよね。

初詣や七五三、厄払いなど誰もが神社にお参りする機会は何度もあるのに作法には自信がないのではないでしょうか。

神社でのお参りのポイントとなるのが身を清めることと神前でのお辞儀の仕方ですね。

神社でお参りするときの服装やお賽銭の額、願い事の内容なども気になりますよね。

今回は「神社のお参りの方法は?願い事は1つだけ!正しい参拝の手順と作法」をお伝えします!

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神社のお参‌りの方法

神社のお参‌りの方法は拝殿の外からお参りする「社頭参拝」と拝殿に上がってお祓いを受ける「昇殿参拝」とがあります。

初詣のときや観光で訪れたときなどは拝殿の外からお参りするのが一般的ですよね。お宮参りや七五三のときや厄年の人は「昇殿参拝」を希望される人が多いでしょう。

お祓いを受けないとご利益がないということはありませんが、厄年の人や前年に不運があった人は初穂料を収めて祈祷してもらうほうが安心できるかもしれません。

神社で祈願祈祷をしてもらう場合は相場としては祈願料は個人で5000円以上、または規定の料金のお礼を包みます。大概は予約制になっているので事前に問い合わせしておきましょう。

祈願料は紅白蝶結びの祝儀袋に入れて表書きは「初穂料」「玉串料」「祈祷料」とします。

参拝の手順

鳥居は俗界と神様のいる聖域の境目となっている神聖な場所でもあります。鳥居をくぐるときは 軽く一礼をします。

参道の中央は神様の通り道です。人は中央は避けて参道の左右の端を歩きます

神社の境内にある手水舎(ちょうずや)で「左手→右手→口」の順に身を清めます

右手に柄杓を持って左手に水を掛けて清め、次に柄杓を左手に持ち替えて右手に水を掛けて清めます。再び杓子を右手に持ち替えて左の手の平に水を溜めて口をすすぎます。水は飲まないで手で覆って出します。柄杓を垂直に立てて残りの水を柄杓の持ち手に流して元の位置に戻します。

神前に向かったら姿勢を正し、賽銭箱に賽銭を入れて鈴を鳴らします。

二礼二拍手一礼」します。

拝殿に向かって深いお辞儀を2回(二礼)します。次に胸の高さで手を合わせ2回(二拍)柏手します。この後神様に感謝と祈願の言葉(願い事)を唱えます。最後に願い事を聞いてもらったことに感謝の気持ちを込めて深いお辞儀を1回(一礼)します。

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神社へお参りするときの服装

神社へお参りするときの服装に決まりはありません。

ただし拝殿の前では深いお辞儀をしますから女性はスカートの丈が短すぎないように気を付けたいですね。

特別な決まりはないといっても神社への参拝は神様にあいさつに行くものです。その場に立ったときに周りと浮いてる気持ちになってしまったら後々悔いが残ってしまいそうですよね。

大げさにする必要はありませんが自分にとっての晴れ着を選んで参拝に望みましょう!

神社のお参りでの賽銭の金額は?

賽銭は神様へのお供え物を金銭に替えたものです。額が多いほどご利益が多いというものではなくて、賽銭の額は自分の気持ちで決めても良いものです

自分の気持ちに見合った額を納めるとはいっても、縁起のよい金額ということで一般的に多いのは5円(ご縁がありますように)や5円が2枚の10円(重ね重ねご縁がありますように)が多いですね!

他に多いのが50円(五重の縁がありますように)で50円玉か5円玉が10個です。

アレ10円玉は使わないの?って思いますよね。実は10円玉は「遠縁」の意味があるので賽銭には使用しないほうがいいです。

そしてちょっと余裕があるときはお賽銭に500円玉を使用することも多いと思うんですが、500円玉はこれ以上効果(硬貨)がないという意味があるので気を付けたいですね!

これらのお賽銭ですが賽銭箱が遠くにあるとつい投げ入れてしまうものですが、賽銭はお供え物を納めるという気持ちでそっと賽銭箱へ入れましょう。乱暴に投げ入れてはいけませんよ。

神社のお参りで願い事は1つだけ!

神社のお参りでは願い事を祈願しますよね。このときいくつ願い事していますか?

その場にはいない家族の健康や幸せの分までまとめて祈願することがあると思うんですが、神社での祈願はそれぞれ自分で賽銭を入れて祈願するのが基本です。そしてお願い事も一回に一つです。

まず神様に感謝をささげた後に祈願をします。そして神様に自分が何者であるかきちんと伝わるようにお願い事をするときは自分の氏名、住所も一緒に唱えます。

願い事もできるだけ具体的に(〇月〇日に受験する〇〇大学〇〇学部に合格したい)伝えましょう!

さいごに

「神社のお参りの方法は?願い事は1つだけ!正しい参拝の手順と作法」をお伝えしました。

神社へお参りに行くと境内に入った瞬間に身が引き締まる思いがするものです。

服装や賽銭の額には特に決まりはないというけれど、最低限の作法は身に着けていって自身も清々しい気持ちで神前に向かうことができるといいですね!

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