お宮参りは何するの?最適な時期や当日必要なものなど準備するものは?

お宮参り 1歳までのお祝い

赤ちゃんが誕生して初めのお参りですね。産後1か月ほどで行う行事なのでママにとっても気分転換になるのではないでしょうか。

でも具体的にはお宮参りって何するのかよくわからないというパパママも多いのではないでしょうか?

時期を決めたり一緒に誰といくのか、お宮参りの後の食事会はどうするのか、書き出してみると
たくさんありますよね。

でも心配ありませんよ。娘も孫もお宮参りはたっぷり経験済みですから
ばっちりご案内しますよ!

今回は「お宮参りは何するの?最適な時期や当日必要なものなど準備するものは?」をお伝えしますね。

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▼その他満1歳までの赤ちゃんのお祝い行事について▼

お宮参りとは?

お宮参りとは氏神さまに赤ちゃんの誕生を報告し、将来の健康と幸福を祈願するために初めてお参り行事で「初宮参り(はつみやまいり」)ともいわれています。

氏神さまというのは、その土地に生まれた者を守ってくれる神様で、お参りすることで氏子の一員となるという意味をもっています。

最近では遠出して有名な神社へお参りに行かれる人もいますが、 お宮参りは本来はその土地の神様(氏神さま)にお参りする習わしです。

安産祈願などでその赤ちゃんに縁のある神社や、地域にあるお宮参りで人気の神社を目安としたいところです。自宅からできるだけ近くにある神社を選びましょう。

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お宮参りの時期はいつ?

お宮参りする時期は性別や地域で違いがありますが、一般的には男児は生後31日目、女児は32日目とされています。

地方によってもしくは男児が30日、女児が31日、 生後100日目に行なわれる場合もあります。

ちょうど1ヶ月検診を終える時期に当たるので、問題なければ検診後で参加される人の予定に合わせてお宮参りを行いましょう。

真夏や真冬はどうする?

真夏や真冬のお宮参りをするのは、本当に大変です。お宮参りの時期は、生後一ヶ月前後を目安にすればよいのですが、あまりこだわる必要はありません。

1ヶ月検診を終えてから赤ちゃんとママの体調がよくて天候も良好の日がベストです。お宮参りが真夏や真冬の季節にあたるときは、大幅に時期をずらすことになってもかまわないのです。

お宮参りは誰と行くの?

お参りの当日、父方の祖母が赤ちゃんを抱いてそのあとに母親が従い、おはらいをしてもらうのが正式な作法とされています。これは産後まもない母親のことを気遣うことと、祖母も誕生の喜びを味わう、という意味があるそうです。

最近ではもっとも多いケースは赤ちゃんの両親と父方・母方の祖父母で、次いで両親と父方の祖父母そして両親だけとさまざまです。

私の場合は両家とも遠方でしたが私の母が孫(私の甥、当時3歳)を連れて新幹線で駆け付けて参加してくれましたね。家族の状況にあわせていけばよいので誰が付きそうかに決まりありませんよ。

赤ちゃんは誰が抱くの?

赤ちゃんは父方の祖母が抱くのが習わしです。両親はそのあとに続いてお参りします。付き添いの人の状況によっては今では母方の祖母が抱くこともありますし、両親だけでお参りする場合は母親が自分で抱っこすればいいですよ。ここも現在では深くこだわらなくて大丈夫ですよ!

お宮参りの服装

赤ちゃんの着る祝い着は、母方の実家が贈るのが習わしです。

赤ちゃんのお宮参りの服装は、正式には赤ちゃんに「白羽二重(しろはぶたえ)」という白の内着を着せて紋の付いた祝い着を上から羽織らせます。

最近では祝い着をレンタルしたり、白いベビードレスにケープを羽織るということも多いようですが、どのような服装であっても新しいものを着せてあげたいですね。

赤ちゃんの祝い着

男の子は黒か紺地の五つ紋つきで松や鶴、鷹などの模様入りの祝い着が正式です。

五つ紋というのは両胸、背中、裏側両袖の五か所に紋が入ったものです。

女の子はピンクや朱色の地に四季の草花や御所車などの友禅模様の祝い着が正式です。

祝い着は3歳、5歳の七五三のお祝いのときにお直して利用することもあります。

祝い着のかけかた

赤ちゃんに白羽二重(しろはぶたえ)の内着を着せてその上から祝い着をかけます。祝い着についている紐を赤ちゃんを抱いた人の背中に回して結びます。

最近では白羽二重ではなくて白いベビードレスを着せて祝い着をかけるケースも多いようです。

両親や祖父母の服装

赤ちゃんに正式な祝い着を着せるなら両親や祖父母の服装もそれに合わせて準礼装を用意します。

準礼装というのは無地の紋付き、付け下げ、訪問着などですが、最近ではスーツやワンピースが多くなっています。男性はダークスーツかブラックスーツで。

ママさんの場合は着物となると着付けを含めて美容院へ予約する必要がありますよ。洋装の場合でも誰か赤ちゃんを見てもらえるなら美容院へ行って髪型も決めたいですよね。赤ちゃんとの本格的な外出ですからママもおしゃれが楽しめるといいですね。

大切なポイントとしては付き添いの人の服装の格を揃えることです。祖父母がフォーマルなのに対して両親がカジュアルとか、お互いにちぐはぐにならないように服装は合わせてくださいね。

赤ちゃんとの外出で慌てないよう持ち物チェックしよう

  • おむつセット(紙おむつ、おしりふき・ビニール袋3枚)
  • ミルクセット(粉ミルク・哺乳瓶・お湯)
  • 母乳であれば授乳用ケープ
  • 着替え
  • タオル、バスタオル
  • 抱っこ紐
  • カメラ・ビデオ
  • 母子手帳、健康保険証

神社の予約をする

正式なおはらいを省略して神社にお参りだけで済ませることも多いようですが、ご祈祷を受ける場合では予約が必要です。

予約した際には駐車場の有無、おむつ交換ができる控室があるか、ご祈祷の時間はどのくらいかを確認しておきましょう。

ご祈祷を受ける場合

社務所で受付を済ませ、祝詞やおはらいを受けます。

謝礼の金額も神社で決まっている場合もあるので、その場合は決められた料金を金封に入れて赤ちゃんの名前で納めます。

決まっていなければ謝礼の目安は5千円~1万円です。祝儀袋は熨斗つきの蝶結びの水引を利用し、表書きは「御玉串料」「御初穂料」とします。

お参りのみをする場合

神前まで行って参拝のみでも大丈夫ですよ。その場合はお賽銭を投げ入れて拝礼し、赤ちゃんの誕生のお礼と健康に育ってくれることを祈願しましょう。せっかくのお参りですから作法に則った参拝をして思い出に残したいですね。

👇参拝の方法はこちらを参考にしてください👇

お宮参りのお祝いを贈る

お宮参りは内輪のお祝いです。お祝いを贈るのは両家の祖父母や両親の兄弟など身内に限られています。

母方の祖父母は赤ちゃんのお祝い着を用意してご祝儀は贈らないというケースが多いです。

父方の祖父母もご祝儀ではなく初穂料や撮影代、食事会などの金額を負担するケースが多いです。

赤ちゃんのお祝いに関しては両家の支出のバランスがとれるように事前に話し合っておきましょう。

親戚はお宮参りには参加しないためお宮参りのお祝いは不要です。

お宮参りの後、食事会などのお祝いの席に招かれた場合ではお祝いを持参しましょう。出産祝いを贈っている場合では現金ではなくてベビー服やおもちゃなどの品物も喜ばれます。

お祝い金額の目安 親戚は5千円~1万円
祝儀袋 熨しつき蝶結びの紅白の水引
表書き 「御祝」「御宮参り祝」

お返しは?

お返しは原則不要です。お食事会などに招いた場合は祝い膳がお返しとなります。招いていない方でお祝いをいただいた場合は1/3~半額を目安とします。お返しの表書きは「宮参り内祝」「内祝」とします。

お宮参りの後の食事会は必要?

お宮参りの後は親族も揃っているため、食事会を開くことが多いようです。

お宮参りは午前中に行われるのが通常なので、お宮参りの後は自宅で仕出しを頼んだり、レストランを予約して祝い膳を囲みます。

私の場合も赤ちゃんを寝かせられるように料亭の個室を予約しました。ゆっくりと過ごしながら皆で歓談できて、疲れることもなくお宮参りを終えることができたので良かったですよ。

外食すればパパママも何も準備する必要もありませんし身内だけなので気もつかうことなくリラックスできますよね。

自宅で行う場合では仕出しを頼んだとしても事前に掃除も必要になるし、食事後は片付けもしなくてはならないですから。

食事会を自宅で行うか、レストランなど外食するかは同じ割合で合計して7割くらいの家族が行っているようです。残りの3割は食事会は行っていないということですから、食事会も必ずするものだという決まりはありません。

仕出しや外食の場合の料金は一人3000円~5000円が必要となります。

支払いは誰が払うかは決まりはありませんが、両家から事前にお祝いをいただいている場合はパパママが支払うこともあるでしょう。

母方の祖父母がお祝い着を用意し、その他の必要なお金は父方が支払うことも多いため、事前に話し合っておくようにしましょう。

お宮参りのいろんな風習

お宮参りは地方によっていろいろな風習があります。嫁ぎ先で初めて知らされてビックリとならないように祖父母に確認をしておくといいですね。

額に犬と書く

魔除けのために赤ちゃんの額に「犬」や「✖」などを書きます。地方によっては男の子には墨で書き、女の子には紅で書くところもありますし、男の子には「大」、女の子には「小」と書くところもあります。額に書かれる文字は地方によって違いはありますが、赤ちゃんを守ってもらうための魔除けという意味は同じです。

わざと赤ちゃんを泣かせる

赤ちゃんを泣かせることで、たくさんの赤ちゃんの中から神様に我が子を気づいてもらって、しっかりと覚えてもらう、という意味があるそうです。ご機嫌にしている赤ちゃんを泣かせるのはちょっと難しい気もしますよね(^^)

さいごに

「お宮参りは何するの?最適な時期や当日必要なものなど準備するものは?」をお伝えしました。

お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝って神様に初めて報告に参る大切な行事ですよね。

ママにとっても赤ちゃんの1か月検診を終えてそろそろ一緒に本格的に外出したい時期でもありますからね。

家族と予定を合わせてお宮参りの時期を決めたり何が必要か準備をしっかりと行っていきましょう。素敵なイベントになるといいですね♪

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