膝や肩、腰が痛いときに簡単にできる自宅療法にお灸があります。
なんだか古臭い?イメージがありますが、お灸をすると、ツボへの温熱刺激で、血行がよくなり
免疫が強化されるため痛みを伴う症状が改善されるとして知られています。
私の兄は鍼灸師なので腰が痛いときにはお灸をしてもらっています。
最初は気持ちいいのですがだんだん熱くなるので、いつも途中でやめてもらっています(^^)
自分で行うには熱くなりすぎるし扱いも難しくなるので台座タイプが簡単ですが、もぐさを使ったお灸を経験するともぐさの法が断然良いとも聞きます。
そこでおすすめなのがニンニク灸です。ニンニクを使ったお灸なら自分でも簡単にできるんです
今回は「自宅でできるニンニク灸の効果とやり方」をお伝えします!
ニンニク灸の効果は?
効果においては、直接皮膚の上に「もぐさ」を乗せて燃やすお灸のほうが優れていますが「ニンニク灸」というのは誰にでも簡単に行うことができるものです。
もぐさを直接皮膚に置くのではなく、薄く切ったニンニクの上にもぐさを乗せて行う方法なので
興味があれば試してみてください。
ニンニクには血行をよくする効果もあり、皮膚からもよく吸収されるのでもともと民間療法でも肩こりなどの湿布剤としても知られています。
このニンニクパワーにお灸の温熱刺激が加わって膝の痛みや肩こり、腰痛などにの痛みが和らぐといわれます。
ニンニク灸のやり方

①にんにくを2~3mmの厚さにスライスして、その上にピラミッド形にしたもぐさを乗せる ②ツボや圧痛点にの上にニンニク灸に置いて、線香などで点火する ③もぐさが燃え尽きたら、灰を取り除いて、新しいもぐさを乗せて点火する
点火後はニンニクが熱さを吸収してしまうので、初めのうちはあまり熱さを感じないものです。
何度か繰り返してお灸を続けていると熱く感じてくるので、そのときは無理に我慢しないでニンニクごと取り除くようにします。
お灸したあとが赤くなっているのは血行が良くなったからです。中にはかぶれ易い人もいるのでお灸したあとは洗浄綿などで拭いておきます。
もぐさの中ににんにく成分を入れた「せんねん灸オフ にんにくきゅう 近江」

台座のついたワンタッチタイプのニンニク灸です。
もぐさの中ににんにく成分がはいっているので、従来のようにニンニクを輪切りにしてその上にもぐさを置くというわずらわしさはありません。
熱くなったもぐさやニンニクを取り除くときも注意が必要でしたが台座が部分を手にもって取り除くだけなのでとても簡単です。
使用方法
台座のウラの薄紙をはがしたらライター・マッチ等で巻きもぐさに火を付けます。 説明書をご参考にしながらツボに貼り付けます。もぐさ部分が消えたら取り除きますがさを強く感じられる方は、無理せずそこで止めてすぐに取りのぞきます。

せんねん灸オフ.近江150点
さいごに
「自宅でできるニンニク灸の効果とやり方」をお伝えしました。
お灸は気持ちよくて、私はすごく気に入っています(^^)
お灸にニンニクを使うなんて最初に考えた人、すごいですね。痛みがあると日々の生活に支障が出てきて何をするのも億劫になってくるものです。ニンニク灸は簡単にできるので試してみてください。