なんか今日は胃の調子が悪いなって感じることは皆さん経験されてるのではないでしょうか?
私も昔から胃の具合が悪くて病院に通うことが多いのですが、薬に頼るだけじゃなくて胃の負担にならない食べ物を食べるように心がけています。
もちろんいつもと違った不快感な症状が続いて胃の調子がずっと悪いというときは、過信しないで医師の診察を受けることは大事ですよ!
ちょっと胃の調子が悪いな、と感じたときには暴飲暴食は避けて、なるべく胃に優しい食事を摂って胃を休めてあげましょう。
今回は「胃の調子が悪いときの食べ物は?胃もたれなど胃の不調を整える食事をご紹介! 」をお伝えします。
胃の調子が悪い原因と症状
胃の調子が悪い原因はストレスであったり、暴飲暴食が原因であったり、もともと胃が弱い体質であったりと様々です。
私が胃の調子が悪くて病院に通ってた時も胃がシクシクと痛むという症状であったり、痛みはないけどげっぷが出たり胃がもたれて気持ち悪いという症状であったりします。
先生→「神経質な人は食欲不振となり胃の働きが弱くなるので、胃もたれや胸やけといった症状がでることが多いですよ」
私→「いや、私は神経質というよりマイペースなタイプなんですよね。食欲もあるし。」
先生→「マイペースな人は多少は調子が悪くても食事もきっちりと摂るため胃はかえって傷つきやすい状態で、胃の痛みや胃もたれやげっぷなどの症状がでやすいです」
胃は敏感に反応しますよね。神経質な人とマイペースな人では胃の調子が悪いっと言っても症状に違いがあるのは興味深いですよね。
確かに仕事や人間関係で気持ちが凹んでしまったときは、ずっと胃が重くて、それまでの胃の不調のときとは違った症状がでていたので先生の話で納得しました。
胃の調子が悪いときの食べ物は?
胃の調子の悪いときの食材
- ショウガ
- 梅
- キャベツ
- シソ
- モロヘイヤ
ショウガ
胃の調子が悪い時、みぞおちがヒンヤリしていませんか?胃の病気は冷え性の人に多い病気です。お腹は積極的にあたためていきたいものです。生姜には体を温めるほか、胃腸の働きを促して消化吸収を高める働きがあります。また胃潰瘍の原因として知られるピロリ菌を殺菌する効果が注目されています。
ショウガ湯
すりおろした生姜にお湯を注ぐだけ。チューブ入りでも大丈夫。飲みにくいときは黒砂糖かハチミツを入れる。1日に3~6杯。
梅
梅に含まれるクエン酸が胃炎の分泌を促して胃の働きを高めます。
梅醤番茶(うめびしおばんちゃ)
殺菌効果が優れ、体を温めて発汗させる「梅干」「醤油」「生姜」の3つの食材で作るホットな飲み物。風邪かなと思ったとき、胃の調子が悪いとき、二日酔いのときにも。
【材料】
梅干 1個
番茶 200ml
生姜の絞り汁 小さじ1
醤油 大さじ1
本葛粉 大さじ1
【梅醤番茶の作り方】
①梅干の種をとって、包丁で細かくしマグカップに入れる。
②鍋に醤油、生姜汁、同量の水で溶いた葛、番茶を入れて中火にかける。煮立ったら弱火にして、透明感が出るまでかき混ぜる。
③①に②を注いで、適温に冷まして飲む。
葛は好みで入れなくてもよい。子供は4~5倍に薄めて、半量くらいから飲ませてください。
梅酒
夏バテの疲労や食欲不振のときに。梅に含まれるクエン酸などの有機酸の効用がアルコールによって早く作用します。
キャベツ
キャベツを常食すると胃の粘膜が防御され、胃の血流がよくなります。
キャベツジュース
【キャベツジュースの作り方】
キャベツ四分の一をざく切りにして水150~200mlとミキサーに入れ約20秒回してガーゼでしぼる。
シソ
シソに含まれるロズマリンという成分が胃の炎症を抑えるのに役立ちます。
シソ茶
【材料】
シソの葉30枚
【シソ茶の作り方】
①青ジソの葉をよく洗い、せん切りにする
②せん切りにしたシソをポットに入れて、その上から熱湯(1ℓ)を注ぐ。色と香りが出てきたら完成。
モロヘイヤ
モロヘイヤのヌルヌル成分ムチンが胃の粘膜を保護します。
とろろモロヘイヤ
【材料】
モロヘイヤ1/2束、山芋100g
【とろろモロヘイヤの作り方】
①モロヘイヤは茎ごと茹でてからみじん切りにする
②①とすりおろした山芋を混ぜ、醤油や酢など好みの調味料をかける。
胃が痛いときの食べ物
ストレスなどが原因で空腹時や食後にキリキリと胃が痛いときは胃の負担の少ない、胃の働きを改善してくれる食べ物をとるようにしたいですね。
空腹のときに痛み、食事をすると痛みが消える人は胃液の分泌が多いことが考えられます。
胃液のなかに含まれる塩酸が胃の壁にふれて刺激となるためです。これを防ぐには胃液を中和することです。
食べ物はアルカリ性の食品か、脂肪や糖質の 少ない消化のよいものを空腹のときに少量食べると胃液が中和されるので痛みが緩和されます。
空腹時に胃が痛いときの食材
- トマト
- ミカン
トマト
空腹時に胃が痛むときや食後に胸ヤケするときにはトマトをジュースにして飲むのがおススメ。水分が胃酸を中和し、トマトの酸味や多く含まれるビタミンAが胃の粘膜を保護してくれます。生で食べるのもOK。ジュースにすると毎日続けることができます。市販のトマトジュースなら手軽に摂ることができますね。
ミカン
ミカンはそのまま食べると体を冷やしますが乾燥させると体を温める食品となります。とくにみかんの皮は消炎作用や胃腸の働きを整えてくれます。胃が痛いときや食後に食べ過ぎてムカムカするとき、食欲がないときに効果があります。
ミカンの皮茶
【材料】
ミカンの皮 適宜
【ミカンの皮茶の作り方】
①ミカンの皮はワックスや農薬を落とすために塩でこすって、きれいに洗います。皮をむいて小袋についている白い筋も一緒に、一週間天日で干します。
②ミカンの皮10gを400mlで20分ほど煎じて、茶こしでこして温かいうちに飲みます。
ミカンの皮は乾燥させて作り置きしておくと、いつでも飲むことができます。密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば半年もちます。
さいごに
「胃の調子が悪いときの食べ物は?胃の不調を整える食材と食事をご紹介!」をお伝えしました。
胃の調子が悪いと何をするにも気分が冴えません。自分の体を労わってあげられるのは自分だけです。無理せず体に負担のかからない食べ物を食べて胃を休ませてあげましょうね。