黒豆の効能!ダイエットや美容にも?黒豆茶や黒豆煮汁など簡単レシピをご紹介!

黒豆の効能 食材・食事

黒豆はお正月に欠かせない縁起のよい食べ物として知られています。

黒くて小さな黒豆は見た目は地味ですよね、大豆食品はよく食べるけど黒豆を食べるのはお正月の時期だけという人も多いのではないでしょうか。でも煮詰められた黒豆は食感もよく甘くてとても美味しいです。

ダイエットや美容によいと「黒豆ダイエット」や「黒豆茶」で注目を浴びることになりましたが、小さな体には実は大きなパワーが隠されています。

今回は「黒豆の効能!ダイエットや美容にも?黒豆茶や黒豆煮汁など簡単レシピをご紹介!」をお送りしますね!

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黒豆の効能と効果

黒豆の正式名称は黒大豆といい大豆の品種のひとつです。栄養成分が豊富な黒豆は昔ながらの健康食品としても知られています。

黒豆は正月のおせち料理には欠かせない食材です。「黒い色の黒豆を食べると邪気を払って災いを防ぐことができる」「まめで達者に暮らせるように」という願いを込めて食べられるようになりました。ただし“縁起をかついだもの”だけでなく、黒豆には大きなパワーが秘められています。

大豆は栄養豊富で「畑の肉」といわれるほどですが、大豆の中でも黒豆には薬用としてすぐれた効果があり、中国では大豆よりも珍重されています。

黒豆は大豆食品に含まれる栄養成分イソフラボンや渋み成分のサポニンを多く含んでおり、また必須アミノ酸を多く含む良質のたんぱく質を豊富に含んでいます。

その他にも油性成分、食物繊維、ビタミン類、各種ミネラル、アントシアニンなどたくさんの栄養成分が含まれます。

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黒豆でダイエット!便秘を改善し肥満を防ぐ

テレビで黒豆ダイエットが注目されたように、黒豆にはダイエットに効果的な成分が多く含まれています。

黒豆にはたんぱく質、ビタミンB郡・E、レシチンなどの有効成分のほか、食物繊維が豊富で、不飽和脂肪酸のリノール酸には胃腸をうるおす働きがあります。常食することで便秘の解消に効果的です。

黒豆は血行を改善し利尿作用が働くため、むくみ解消に効果的です。豊富に含まれる渋み成分サポニンには血管についた脂肪を取り去る働きや、血中のコレステロールをコントロールする働きが期待されています。

このため肥満や便秘を改善できる考えられ、黒豆ダイエットが注目されたのですが、どのようなダイエット方法なのか紹介しますね。

黒豆ダイエットの方法

テレビで注目された黒豆ダイエットは圧力鍋で蒸した黒豆を一日70グラム食べる、という方法でした。むくみの解消や宿便を排出して便秘を解消する効果があるそうです。

黒豆ダイエットは、好きなタイミングでただ黒豆を食べるだけというもので、他に食事制限はなく簡単にダイエットできるということで一世風靡しました。

 

作り方
1、黒豆70gを2~3回水を替えながら優しく水洗いする
2、ザルにあげ、黒豆の倍の水に一晩浸してふやかす
3、翌日、ふやかした黒豆を蒸し器で15分ほど蒸して完成

 

黒豆は倍の水で浸してください。70gは一日量になりますので過剰に食べることは控えましょう。逆にお腹を下すことがあります。

黒豆ダイエットは最低2~3週間は続けるようにしましょう。ダイエットを実践した人の多くは2~3週間後から明らかに体に変化が出てきたということです。食事制限もないので無理なく続けられるのではないでしょうか。

「毎日70gの黒豆を一晩水で浸して翌日蒸す」という方法が面倒なのでダイエットが続かないという方もいるかもしれません(-_-;)

この場合は、多めに作って小分けしてラップに包んで冷凍保存すると便利です。

黒豆茶の効能

 

蒸した黒豆のダイエット方法は味が苦手だと感じる人も多いようです。香ばしくて飲みやすい黒豆茶を試してみてはいかがでしょう。

健康成分が多い黒豆を炒ってお茶にする方法は古くから親しまれてきました。残った黒豆もそのまま食べることができて便秘の改善に期待できます。

そして黒豆に含まれるイソフラボンという栄養素には女性にとって嬉しい効果が期待されています。

それはイソフラボンは骨量を増やす働きがあるため骨粗しょう症の防止の効果があるというもの、そしてイソフラボンは女性ホルモンのバランスを整える働きがあるというものです。

黒豆茶の作り方

 

作り方
1、一日分、10粒ほどの黒豆を洗って水けをとります
2、フライパンで10分位炒ります
3、炒った黒豆を急須に入れて熱湯をそそぎ、5分ほど蒸らして飲みましょう

 

炒り黒豆を使用すれば炒る手間が省けます。そのまま急須に入れて熱湯を注ぎしばらく蒸らしておけば黒豆の成分が溶けだします。ティーバッグタイプの黒豆茶も販売されているので活用されてみてはいかがでしょうか。

のどの痛み・せきに効く黒豆の煮汁

黒豆は薬用としてすぐれた効果があるとされています。のどの痛み、せき、声枯れなどには黒豆を煮て煮汁を飲む民間療法が知られています。

また大豆の中でも黒豆にはビタミンB群が多く含まれており疲労回復にも効果があります。体調を崩すと風邪を引きやすくなるものです。引き始めなどには黒豆の煮汁を飲んで体をやすめましょう。

黒豆煮汁の作り方

黒砂糖を加えた簡単な黒豆煮汁の作り方を紹介します。黒豆を煮ただけのものは飲みづらいので甘みを加えています。甘みが気になる方は黒砂糖は加えないでお茶で割って飲んでみてください。

 

作り方
1、一日量の黒豆20gをフライパンで中火で炒ります
2、300mlの水を加えて半量になるまで煎じます
3、黒砂糖を少々加えて完成。そのまま飲みましょう

黒豆の煮物を食べて二日酔いを防ごう

昔から飲酒のときにはいっしょに黒豆の煮物を食べると悪酔いしないといわれています。

黒豆の皮には色素成分のアントシアニンが含まれています。アントシアニンはポリフェノールのフラボノイドの一種で抗酸化作用や、肝機能の保護の働きをします。

また渋み成分のサポニンは血中脂肪の酸化を防ぐ効果や、コレステロールや脂肪を低下させる効果があるため二日酔いにも効果的といわれています。

黒豆の煮ものはスーパーの総菜売り場で年中販売されています。すぐに手に入るものですが、家庭でも簡単に作ることができます。

黒豆の煮物の作り方

 

作り方
1、黒豆200gをよく洗いザルに上げます
2、鍋に水1200~1400㏄、砂糖大さじ3、しょう油大さじ3を入れて砂糖が溶けるまで軽く火にかけます
3、鍋に黒豆を入れて一晩置きます
4、落し蓋をして、煮だたせないように2時間ほど火にかけます
5、途中で水を足しながら黒豆が柔らかくなるまで煮たら完成

 

煮汁には黒豆の有効成分が溶け出ているので豆と一緒にいただきましょう。黒豆の煮物は広口の瓶にいれておけば冷蔵庫で一週間ほど保存できます。

黒豆と黒酢でWのパワー!

 

黒豆にはカリウムや血管内をきれいにしてくれるサポニンなど高血糖を防いでくれる成分が豊富に含まれています。また黒豆に含まれる酵素はインスリンの分泌を促進する働きをもちますが、さらにインスリンを分泌するすい臓を活性化する働きを持っています。

その他にも黒豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと同様な働きをします。女性ホルモンのバランスを整えるため更年期障害にはよく効くとされています。

また黒豆に含まれるアントシアニンは、活性酸素を押さえる抗酸化作用が期待されており、目によいビタミンAも豊富なため、疲れ目や視力の低下防止に効果的な食材とされています。

黒酢は米酢の一種でアミノ酸やクエン酸など多くの栄養成分が含まれています。ダイエットや美容によいと女性からも注目されている黒酢ですが、赤血球をやわらかくして血液をサラサラにしてくれる
働きを持ち、お酢の中でも最も高血圧の予防に有効です。

栄養豊富な黒豆と黒酢を合わせることで高血圧、冷え性、更年期障害、疲れ目など様々な症状の改善に期待できます。

黒豆黒酢の作り方

作り方
1、黒豆100gをフライパンで5分ほど中火で炒ります
2、弱火にしてさらに5分炒ります
3、炒った黒豆を広口の瓶に入れて黒酢を加えます
4、2時間ほどおくと完成

 

黒豆が黒酢を吸収してまろやかな味わいの黒豆黒酢が出来上がります。一日10粒を目安に食べましょう。冷蔵庫で保管すれば半年間もちます。黒豆だけでなく黒酢も飲めばさらに効果的です。

さいごに

黒豆には栄養成分がたっぷりと含まれていることがわかりましたね。お正月だけでなく普段から私たちの食生活に取り入れることで健康や美容に大きなメリットになります。黒豆の煮物や黒豆茶など家庭で簡単にできるものばかりなので、手軽に作って継続して食べていきたいですね♪

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