銀杏の栄養がスゴイ!効能を生かした保存方法と調理方法

食材・食事

ぎんなんの匂いと苦みが気になる?でもその苦味成分がすごいんです!銀杏は栄養たっぷりだけど食べすぎは厳禁。

銀杏はイチョウの実です。10月中旬から下旬に熟します。スーパーなどで見かけるのは果肉の下にある殻付きのものでこれが種子です。私たちが食べるのはこの中にある青緑色の実。

銀杏の匂いと苦味がちょっと・・・と言う人は多いのですが、あの独特な苦味成分がギンナンの滋養強壮のパワーの源といっていいでしょう。

ギンナンのレシピは他でもたくさん紹介されていますが、昔から伝わる自宅で簡単にできてギンナンの効能をそのまま生かせる調理方法を紹介したいと思います。でも食べ過ぎは厳禁!

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銀杏(ぎんなん)の栄養と効能

1000年たっても実をつけるとも言われるイチョウの木は、生命力の強さから即効性のある滋養強壮の薬用として利用されています。

他にも中国の古い書によると、銀杏は「肺を温め、気を益し、喘を定める」といわれています。 喘息や気管支炎、肺疾患によいとされて咳止めの漢方薬の材料にも使われています。

銀杏の主成分は糖質で脂質はあまり多く含まれません。ビタミンC、カロチンは比較的多く含まれています。

そしてギンナンの滋養強壮のパワーの源が独特な苦味成分「アルカロイド」で細胞の免疫力を高めます。銀杏の苦みが好みという人はつい食べ過ぎてしまいがちですが、食べ過ぎるとアルカロイドの刺激成分は消化不良を起こすので注意しなくてはいけません。

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銀杏は何個までなら食べても大丈夫?

銀杏を食べてよい量は大人は一日に5~6粒が適量です。子供は3粒までといいますが、その日の体調を見て量を決めるほうがいいですね。

大量に食べてしまった時、報告されている中毒症状の主な症状は嘔吐と痙攣で呼吸困難やさらには重篤な例もあるので、食べ過ぎは良くないとしっかりと認識しておきましょう。

銀杏の保存方法と調理方法

銀杏の実は果肉は包まれています。銀杏拾いをしたり、おすそわけにいただいて自分で皮むきをする時、ひどくかぶれる場合があるので要注意です。ゴム手袋をして水の中で果肉を取ってから殻をつけたまま乾燥させます。殻は固いのでペンチで割ります。

薄皮のむき方は、水が入った鍋に実を入れて火にかけながらしゃもじなどでなでてやれば簡単です。このまま冷凍しておくことで長期保存も可能です。

銀杏は茶碗蒸しとして食べても美味しいですよね。でも銀杏の効能をそのまま生かすには、殻のまま炒ったあと実を取り出して食べるか、オイルに漬けて食べる方がよいとされています。

調理方法

調理方法は殻を包丁の柄などで叩いて割れ目を入れフライパンで炒めます。塩コショウを少々ふって5分程炒ります。簡単ですよね。

もっと簡単なのは電子レンジを使った料理法です。料理法といえるほどものではありません。塩コショウを振ってただチンするだけ!気をつけたいのは必ず割れ目をいれておくこと。忘れるとレンジの中で破裂します。

銀杏のサラダオイル漬

①殻付き銀杏(400g)をフライパンでからいりする。炒りする。
②殻からとり出し薄皮はつけたまま広口瓶に入れる。
③カップ1のサラダ油を注いで密閉し暗い場所で保存する
  3ヶ月ほどで食べごろになります。

さいごに

○○が体に効く!とテレビ番組で放送されれば翌日にはスーパーでその食べ物は売れ切れになることはよく聞きますよね。

テレビの力はスゴイものですが、実は私たちは昔から食べ物の中には健康にいいものがあるとわかっているからこそ、○○が効く!という情報には敏感なのだと思うのです。

程よい苦みも大人にはたまらない?栄養がたっぷりのギンナンですが食べ過ぎないようくれぐれも気を付けくださいね。

 

 

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