アフタヌーンティーのマナー!食べ方と作法をマスターしてお茶会を楽しもう!

アフタヌーンティー 食材・食事

アフタヌーンティーで優雅なお茶会を楽しみたいですね。本場のイギリスと違って厳しい決まりごとはないので気軽に参加できそうです。

ただし特別な雰囲気を壊さないように最低限のマナーは身に着けておきたいですね。紅茶の飲み方やスコーンの食べ方など、知っているようでもその場できっと戸惑う自分がいますよ~(-_-;)

という訳で今回は
「アフタヌーンティーのマナー!食べ方と作法をマスターしてお茶会を楽しもう!」をお伝えします。

スポンサーリンク

アフタヌーンティーのマナーとは

「上流階級の雰囲気が漂うアフタヌーンティーはイギリスで始まった習慣で午後3時から4時くらいの間で行われるお茶会です。

貴族の社交の場としてマナーも厳格なものですが、現在ではゆっくりとお茶と会話を楽しむものとして広まっています。

家庭でアフタヌーンパーティを楽しむ場合はそれほどマナーに縛られなくてもかまいませんが、ホテルなどで催されるアフタヌーンパーティに参加する場合には、アフタヌーンティーのテーブルマナーを知っておくとより楽しむことができます。

アフタヌーンティーを楽しむにはまず形から入ることが大切です。服装に特別な決まりはありませんが、主催されるその店の格や雰囲気に合わせた服装で参加しましょう。

男性が上着の着用が必要なお店の場合では女性もジーンズスタイルや普段着ではなく少しおしゃれな服装を選びたいですね。

アフタヌーンティーで出される料理はミルクテー、サンドイッチ、スコーン、タルト、ケーキなどです。

ケーキスタンドと呼ばれる三段のお皿に一口サイズのお菓子がたっぷり用意されています。下の段のお皿にはサンドイッチ、真ん中のお皿にはスコーン、上の段のお皿にはケーキやタルトが置かれています。

下の段から順番に食べるのがマナーですが親しい間柄で囲む会なら特に守らなくても大丈夫です。基本は食べる順番は「下から順番に食べる」です。

一番上のお皿はデザートなので、デザートを食べ終わってサンドイッチに戻ることは見栄えもよくないということです。

本格的なアフタヌーンティーでは、紅茶のポット、カップ&ソーサー、ケーキ用の取り皿、ナイフ&フォーク、砂糖、ミルクがセットされています。美しいティーセットが目の前に並べられて気分も最高潮な中、ティーパーティーは始まります。

スポンサーリンク

アフタヌーンティーの食べ方

現在の日本のアフタヌーンティーは厳格な決まりごとはなく、同席した友人たちと楽しく会話しながら過ごしていけばいいのですが最低限の気配りは必要です。

ホテルなど特別な場所であれば、その雰囲気を壊すような、大声で話したり食器をガチャガチャと音を立てないように気をつけましょう。

特に一人だけ先に食べ終わらないように、周りの食べるスピードに合わせて食べることが大切です。

テーブルマナーの席には個々の領域のようなものがあります。相手の前に手を差し出すのはマナー違反となります。。

何かを取りたいときには勝手に手を出さずに「取っていただけますか」とお願いして相手に取ってもらいましょう。

紅茶の飲み方

紅茶のポット、カップ&ソーサーのほかにお湯が入ったポットが出ることがあります。

時間がたって紅茶が濃くなってしまったら、濃茶のポットにお湯を入れて薄めて飲むためのもので、自分の紅茶のカップに直接お湯を入れないように気を付けてください。

イギリスでは紅茶といえばミルクティーが一般的ですがレモンティーを選ぶこともできます。レモンティーはレモンは早めに引き上げます。取り皿がないときはソーサーの向こう側に置きます。

紅茶を飲むときにはソーサーは手に持たず、カップだけを持って飲むのがマナーです。

テーブルが低いときや戸外などでテーブルがない席ではソーサーを持ちます。左手でソーサーごと取り上げたら、スプーンはソーサーの向こう側に置いてから右手でカップを持って紅茶を飲みます。

紅茶のおかわりはスタッフに頼みます。
このときカップだけをスタッフに渡しますが、いないときは各自で紅茶を入れましょう。

イギリス式ではポットを操作するときには利き手だけを使います。普段はポットを注ぐときは反対の手で蓋を押さえてしまうものですが、蓋はおさえず片手だけで紅茶を注ぎます。

スコーンの食べ方

スコーンはパサパサして食べずらいので好みが分かれるのですが、アフタヌーンティーにかかせないイギリスの代表的な焼き菓子です。

スコーンに生クリームやイチゴジャムをたっぷりつけて食べるとミルクティーと合ったとても美味しいお菓子だと気づくでしょう。

スコーンの食べ方が分からない、という人も多いのですがスコーンはナイフとフォークで食べます。

食べ方にもマナーがあるので覚えておくと周りの友人にも差をつけることができますよ。

まずお皿にスコーンを取り、フォークでスコーンを押さえながらナイフで二つに切ります。このとき縦に切るのではなくナイフを横にして上下に二つに切ります。

次に取り皿に取った生クリームとジャムをスコーンに好みの量を乗せてからナイフで一口サイズの大きさに切って食べます。

ケーキの食べ方

ケーキは基本的にはナイフとフォークを使って食べますが、素材や形も豊富なため、切り方に迷うときがありませんか?

ケーキは種類や形によって食べ方が違います。

食べ方のコツをマスターして美しく食べたいですね!

▼関連記事▼

タルトの食べ方

小さなタルトは手で持って食べても大丈夫ですが、フォークだけを使う食べ方があります。フォークで固いタルト台を突き立てて割ったらすくって食べます。一度に全部割り崩さないで食べるごとに割ります。

三角形のケーキの食べ方

ケーキといえば三角形の形がポピュラーです。今まであまり意識していなかったのですが、三角形ののケーキの細いほうが左側に置かれています。

フォークで軽く押さえながらナイフで左から一口大に切って食べていきます。

長方形のケーキの食べ方

パウンドケーキなどを薄く切った長方形のケーキは、食べている途中で倒れてしまう場合があります。

長方形のケーキは倒れやすいので、あらかじめ倒してから食べるのがコツです。倒したら左から一口大に切って食べていきます。

シュークリームの食べ方

シュークリームは放射状に切りますが、中のクリームがはみ出さないように切るには少しコツがあります。

フォークで押さえながらナイフを中央に差したら、ナイフは倒さず立てたままの状態で中央から放射線状に切ります。

ミルフィーユの食べ方

ミルフィーユは見た目もオシャレで人気のケーキですが、パイの部分がくずれやすいので少し食べずらです。

フォークで押さえながら左側から切っていく方法でも作法では間違っていませんが、フォークの背を使えばさらにキレイな食べ方になります。フォークの背でケーキの手前側を押さえながら、ナイフは立てるようにして切っていきます。向こう側と手前側でケーキを支えながら切っているのでミルフィーユも比較的キレイに切ることができますし、切っている所作も美しいです♪

さいごに

10年以上前、お茶会だか女子会とかを友人宅に招待されて、「オシャレして来てよ~」の言葉通り招待された友人と私はジーパンはやめてスカートを履き、普段出さない腕も思いっきり出して友人宅を訪ねました。彼女は親戚の結婚式のために買ったというドレスを着てて(^▽^;)、かなりテンションが上がった楽しいお茶会となりました。庶民にはパーティなんてほとんど縁がありませんが、たまにはアフタヌーンティーで優雅な気分を味わいたいです。もちろんマナーもばっちりマスターして♡

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました