飛蚊症になったのは一年前。
加齢が原因でなるって話では聞いていたけれど、こんなに突然なるんだ、と実感してしまいました。
飛蚊症というのは、視界に糸くずのような浮遊物が現れて視線を動かすと、同じ方向に動いてきます。見え方も人それぞれみたいではっきりとした形状のものだったり、ぼんやり靄のようだったりするみたいですね。
すぐにググってみると、病院で検査を受けても老化による飛蚊症の場合は、治療法はなく慣れるしかないらしいです。
もちろん他の病気も考えられるわけですが、気になりながらも放置状態が一年続きます・・・
ということで今回は「飛蚊症の症状がひどくなったので病院へ行ってきた!検査方法と結果は!?」をお伝えします。
飛蚊症の症状
突然現れた視界の浮遊物
一年前のある朝、突然目の前に現れた黒い虫のような浮遊物。
「何かいる」とっさに目の前を右手で払ってしまいました。
その浮遊物はさーと流れるように右から左へ、また右へ動いています。どうやら私の視線と一緒に移動しているようです。
目をこすっても消えない・・ようやく「これ、飛蚊症だわ」と気づきました。
実は子供のころからたまに糸くずのようなものが一つ出現することがあって、目で追って遊ぶ、じゃないけれどそんなに気にならなかった。
でも今回のは違う、全然違う、デッカイ!
デッカイ虫状のものが一つ、最初は「糸くずをくるっと丸めたようなもの」とイメージしてましたが、上の写真の「虫状のもの」これがピッタリです。
部屋が薄暗くて気が付かなかったけれど、明るい場所にいくと他にも透明なカエルの卵のようなもの、ゴマ粒のようなものが、うじゃうじゃといました(>_<)
それらが視線とともにザーザーと流れていく感じです。どうやら私の場合はこの飛蚊症の症状は右目だけのようです。
キラキラと光るものが出現
数日後の夕方、犬の散歩に出かけました。外はかなり暗くなっていた頃、突然、右目の右下辺りからキラキラっと光るものが出現!
瞬きすると目の端がキラっと光ります。ずっと光ってるわけでなく時々キラッと閃光が走るのです。「何、これ?ヤバいやつ?」
散歩から帰るまで何度か光るものが出現したので心の中はかなりザワついていました。家に戻って明るい部屋に入ると光は見えません。
でもその日から夜道の散歩中だけキラキラが現れるようになりました。
本当は昼間の明るい間もキラキラは発生しているのかもしれませんが、気づくのは暗くなってからの散歩のときだけ。
ググってみるとどうやら「光視症」のようで、飛蚊症の人の中にはこの稲妻のような光視症の症状が出ている人が多いようです。
中には失明の恐れがあるといった記述もありますが、体験談ブログの中にはいつのまにか症状が現れなくなったという書き込みもあったために、勝手に様子見を選択することにしました。
何度か病院へ行こうかと思ったのですが、一年前は胃の具合が悪く通院中だったことと、近く検査を行う予定もあったためにそちらの心配の方がマッハに近い状況だったのです。結局気になりながらもそのまま放置となるのでした。
飛蚊症がひどくなる?
ついに両目が
一年間の放置となりました。最初の一か月の間は、目の動きに合わせて流れるように動く虫状の浮遊物を手で払っていましたが、いつのまにか慣れていき、半年もするとあまり気にならなくなっていきました。
それよりも目の疲れの方が辛く感じるようになってきました。ショボショボするし、目を細めると浮遊物の大群が現れるのでパソコンを打つ手も重くなってきていたころ。。
そして昨年の12月初め、ついに恐れていたことが!
今度は左目に現れました。まったく同じです。一つの大きな虫状の浮遊物と無数のゴマ状の・・・
そしてその夜には左目にもキラキラと光るものが(>_<)
これは悪化したか?
もうかなりヤバい状況?
病院へいくしかないのか、そうとう落ち込む私でした。悩むこと一か月。
普通はすぐに駆け込むものですよね。
このときの心理は自分でも理解できません。病気だと判明するのが怖い、失明?
もうぐだぐだな一か月、年は明け、ようやく重い腰を上げることとなりました。
飛蚊症の検査方法は?
ようやく眼科へ行く決心をしました。
眼科へは娘が産まれた直後、ものもらいで治療を受けたとき以来なのでなんと30年ぶりです。
問診表に気になる症状を書き込みます。
その後看護師さんに
一年前に突然右目に飛蚊症と思われるものが現れたこと、閃光も併発したこと、一か月前に今度は左目に全く同じ症状が現れたこと、パソコンを日常的に使っていて疲れ目で目の奥が痛い、首を痛めて以前から肩こりがひどい、などなど細かいことまで伝えておきました。
看護師さんから車で来ているか尋ねられたので、歩いてきたと答えました。
この眼科は同じ町内にあって、あらかじめホームページで検査内容を調べておいたんです。飛蚊症の検査後は4~5時間は車の運転は控えるようにと記載されていました。
検査のためには瞳孔を開いた状態にするため、検査後はまぶしくて車の運転は難しいようです。歩いてきたと答えたのですが、本当は途中までは車で来ていました(>_<)
我が家は丘の上にあるし、バスはなかなか時間通りに来ないため、悩んだ挙句、車の通りの少ない丘の下までは車で、あとは病院までは歩くことにしました。
病院を訪れたのも16時なので、終わるのは早くて17時過ぎ。薄暗くなっているだろうし、念のため
黒のサングラスも持参してやってきました。もしそれでも運転が無理と判断したら車は翌日まで置いておこうと考えてのことです。
飛蚊症の検査はまず視力検査から始まります。
「視力は良いですね!」とお褒めのお言葉。一年半前の健康診断のときも両方1.5だったので視力は低下していないようです。
つぎに眼圧の検査。
頭を固定して目に風を当てるのですが風が当たった瞬間体がピクっとなるくらい(^^)
そして写真撮影と進みます。
同じく頭を固定して眼球に光を当てた瞬間に写真を撮ります。「合図をしたら5秒ほど瞬きしないでください。」5秒たった瞬間に光が当たるので頑張って見開いていました。
いよいよ医師による網膜検査がおこなわれますが、詳しく検査するために瞳孔を開かす必要があるので目薬を差します。
瞳孔がしっかり開くには20~30分かかるため目薬を差したあと待合室で先生に呼ばれるまで待機です。
眼科の先生は女医さんで私と同年代くらいかな。
左右の目をそれぞれ上、斜め右上、右、斜め右下、下と8方向に指示のもので動かすと、先生は光を当てながら細かく診ていきます。
検査結果は・・
検査の結果はすぐに分かります。飛蚊症には老化によるものと病気によるものにわかれますが、
ほとんどは老化現現象だそうです!
私も加齢によるものとわかりました。病院から小冊子をいただき、開きながら説明を受けました。
髪が白髪になるのと同じって書いてありますね。悔しいから書いておきますが、私、まだ白髪はないです!
飛蚊症は治らない
それから光視症も飛蚊症と併発して出ることが多いもので心配ないということでした。
やはり、慣れるしかないみたいで治療薬もなし。
定期的に目に手を当てて浮遊物の形や数に変化があるかチェックするように注意を受けました。
急激に数が増えたとか異変があったらすぐに受診するようにとのことです。そして私の年齢からいっても今後は一年に一度は検査を受けるようにとも言われました。
飛蚊症は加齢によって起こるものでも急激な変化は目の病気を知らせてくれるサインともなります。網膜剥離もその一つのようです。
そして疲れ目のことも相談したのですが、パソコンのし過ぎと飛蚊症の症状は関係ないので、目が疲れたときは目を休ませるようにすればよいということでした。
良かった~!両目になってしまってから、パソコンを打つのもちょっと気が重くなっていたので、かなり安心しました!
もっと早く受診しておけばよかったと思うのでした^^;
今後はこの飛蚊症に慣れながら、変化に充分注意をしながら生活していこうと思います。
治療費は初診料と検査を合わせて2410円でした。
病院から出たのが17時30分ごろ。薄暗かったので眩しさを感じることなく車も乗って帰ることができました。
さいごに
「飛蚊症の症状がひどくなったので病院へ行ってきた!検査方法と結果は!?」をお伝えしました。
早く病院へ行けばよかった、と何度も思うのですが、悩みのど真ん中にいるときは、一人でグダグダ悩むものです。この一年間家族には誰にも言えなかったわけですから。
もしも同じように悩んでいる人がいるならば、私からは「早く病院へ行きなさい!」と伝えておきます。検査はまったく痛みはないです。検査代も安いです。あとは決断だけです!
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