「厄年」は、人生の中で避けて通れない年齢です。
といっても必ず厄払いをしなければいけないわけではありません。
実際に、厄払いをしていないけれど、問題なく過ごしている人も多く存在します。
でも、中には、
- 厄年過ぎての参拝でも効果はあるのか気になってる
- 参拝はしないけど簡単に自分でできる厄払いの方法を知りたい
という人もいるのではないでしょうか。
この記事では、厄払いをしていない場合でも大丈夫かどうか、その不安を解消しつつ、参拝以外で自分自身でできる厄払いの方法について詳しく解説します。
厄年に厄払いをしてないけど大丈夫?
「厄払いをしていないけど、本当に大丈夫なのかな?」って心配する人、多いですよね。
厄年って、何かと不安にさせる存在ですが、実はそんなに気にしなくても大丈夫なんです。
厄年は、昔から「災難が訪れやすい年」と言われていますが、実際には厄年を迎えたからといって、必ずしも不幸な出来事が起こるわけではありません。
確かに、体調が崩れやすかったり、ストレスが増えたりすることもありますが、厄払いをしなかったからといって即座に運が悪くなるわけではありません。
根拠のないものだからと、特に厄払いなどしない人も実は少なくないんです。
それに、厄年というのは一種の節目であり、心の中で「これから何か大きな変化が起こるかもしれない」と感じる時期でもあります。
だから、必要以上に不安にならずに、自分自身を信じて前向きに過ごすことが大切です。
厄払いをするかどうかは個人の選択。でも厄払いをしないと気持ちが落ち着かない、というのであれば厄払いをすればよいかもしれません。
そして厄年に限らず毎年参拝して厄払いを受けている人もいますから、厄年を過ぎて受けたいと思ったらいつでも神社に参拝すれば良いんですよ!
厄払いは必要?本当に厄年に災難が起こるのか?
厄年は一般的には特に災厄に遭い易い年齢だといわれています。
そのため
「厄年には何か悪いことが起こるって聞いたけど、本当にそうなの?」と疑問に思う方も多いはず。
結論から言うと、厄年だからといって必ずしも災難が降りかかるわけではありません。
男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳が厄年です。その前後の3年間はそれぞれの前厄や後厄と呼ばれ、特に警戒が必要な時期とされます。
確かに、厄年を迎えると体調を崩したり小さなトラブルが続くことがありますね。
ただし、このような状況は、単に厄年だからというだけで特別なものではなく、むしろ生活環境の変化やストレスの影響が考えられます。
厄年という言葉によるプレッシャーが、不安を増幅させる可能性もあるでしょうね。
健康管理に気を配り、気持ちを引き締めて行動することが大切です。心配しすぎず、生活習慣を整えたり、自分を大切にすることが重要です。
心と体のバランスを保つことにより、厄年を穏やかに乗り越えられるかもしれません。
ですが、もし厄年を迎えた途端に体調不良や災難が続くようであれば、体に厄が蓄積したと考え、積極的な厄払いが必要になる場合があります。
厄払いは神社で行われ、災いを祓い清める儀式です。その後、さらなる厄から身を守るために、厄除けのお守りや、ご利益のあるアイテムを身につけることも大切とされています。
参拝以外の自分でできる厄払いの方法は?
厄払いと聞くと、まず神社やお寺での祈祷が思い浮かびます。
しかし、参拝ができない場合や、自宅でできる方法を探している方には、日常生活の中で厄払いを行う手軽な方法もあります。
家の中をキレイに掃除する
風水や伝統的な厄払いの方法において、「家を清潔に保つこと」は非常に重要です。
特に玄関やキッチン、トイレなどの水回りの掃除は厄を払う効果があるとされています。
これは、家の入口である玄関や、生命を支える食べ物を扱うキッチンが、エネルギーの流れに影響を与えるという考え方からきています。
定期的に家を掃除し、特に水回りを清潔に保つことで、悪いエネルギーを寄せ付けず、良いエネルギーを呼び込むことができるのです。
盛り塩
盛り塩は、日本では古くから使われてきた浄化の方法のひとつです。玄関や家の四隅に小さな山のように塩を盛ることで、厄を払うとされています。
盛り塩は、悪いエネルギーを吸い取ると信じられており、特に外部からの厄を防ぐ効果があると考えられています。
盛り塩を行う際は、定期的に塩を取り替えることが重要です。塩が湿ってきたら、それはエネルギーを吸収した証拠とされるため、きちんと処分し、新しい塩を用意しましょう。
塩風呂
塩を使った浄化方法のひとつに、塩風呂があります。
塩には浄化作用があるとされ、お風呂にひとつかみの塩を入れて浸かることで、身体にたまった厄を洗い流すことができると言われています。
塩風呂は、心身ともにリラックスできる効果もあるため、厄年に限らず定期的に行うと良いでしょう。
ただし、肌が敏感な人は塩の濃度に注意が必要です。肌に刺激が強すぎる場合は、少量の塩から試してみると良いでしょう。
鏡を磨く
「鏡を磨く」という行為も、風水においては厄を払う方法です。鏡はエネルギーを映す道具とされ、汚れた鏡は悪いエネルギーを溜め込むのだそうです。
定期的に鏡を磨き、清潔な状態に保つことで、良いエネルギーを引き寄せ、厄を遠ざけると信じられています。
身体を清める
身体を清めることはとても大切です。家に帰ったらまずうがいをして手や顔を洗います。
手は外でいろな物に触れているため厄が溜まりやすく、外では色んな人と会話をして相手の疲れたエネルギー等を持ち帰っているためうがいをして浄化します。
また、入浴も効果的です。特に一日の終わりに入浴することで、一日の疲れやストレス、知らない内に溜まった厄を洗い流し、心身をリセットすることができます。
厄払いの代わりにできるお守りやグッズの活用法
厄払いを神社で行わない場合でも、自宅で使えるお守りやグッズを活用して、自分なりに厄を遠ざけることができます。
伝統的なアイテムや、現代的にアレンジされた厄除けグッズを日常に取り入れることで、気持ちを前向きに保つことができるでしょう。以下に、効果的なお守りやグッズの活用法を紹介します。
厄除けのお守り(神社や通販で入手可能)
厄除けのお守りは、神社で祈祷されたものが多く、手軽に持ち運べる厄払いの代表的なアイテムです。もし神社に行けない場合でも、オンラインで神社から厄除けお守りを購入することができます。
厄年の人は、バッグやポケットに入れて持ち歩くことで、不安感を軽減する効果があります。
清めの塩
塩は古くから「浄化」の象徴として使われてきました。玄関や部屋の四隅に清めの塩を置くことで、
悪いエネルギーや厄を吸収し、浄化する効果があるとされています。
特に玄関に盛り塩を置くのが効果的とされ、定期的に取り替えることで家全体の厄除けにつながります。また、入浴時に塩を一つまみ入れて湯船に浸かることも、身体の浄化に効果的です。
水晶やパワーストーン
水晶や他のパワーストーンも厄除けとして人気の高いグッズです。特に水晶は、浄化と保護の効果があると信じられており、身に着けたり家の中に飾ったりすることで、悪いエネルギーを払うと言われています。
身に着ける際は、ブレスレットやペンダントとして身につけるのが一般的です。定期的に月光浴や塩で浄化することで、その効果が維持されます。
風水アイテム(鏡や植物)
風水的なアイテムも、自宅でできる厄除けの手段です。例えば、「八角鏡」は悪いエネルギーを反射し、家に厄が入らないようにする効果があるとされています。
また、観葉植物は生命力があり、家の中の気を活性化し、悪いエネルギーを浄化してくれると考えられています。風水の原理を活用することで、生活空間全体をポジティブなエネルギーで満たすことができます。
お香やアロマ
お香やアロマも、心と空間の浄化に使えるグッズです。特に「白檀(びゃくだん)」や「ラベンダー」などは、リラックス効果だけでなく、浄化や厄払いの効果も期待されます。
毎日、自宅でお香やアロマを焚くことで、空間を清め、ポジティブなエネルギーを取り入れることができるでしょう。
長いものを身につける(厄除けの伝統)
日本の伝統では、厄年の女性に「長いもの」を贈ることで厄を払うという習慣があります。これは帯締めやネックレス、長いタオルなどが厄除けとして使われてきました。
これを現代にアレンジして、長いスカーフやチェーンのアクセサリーなどを身に着けることで、厄払い効果を期待することができます。
神棚の設置やお守りの供え
もし自宅に神棚があれば、定期的に掃除をし、お守りや清めの塩、酒を供えることで厄除け効果が高まります。
神棚がない場合でも、小さなスペースにお守りやお清めのグッズを置いて、そこに手を合わせることで、精神的な安心感を得ることができます。
鏡を使った自己浄化
鏡は自分の内面を映し出すと同時に、悪いエネルギーを反射して追い払う力があると考えられています。特に、全身を映せる鏡を清潔に保ち、自分の姿を見つめることで、心身のリセットや厄払い効果が期待できます。
また、鏡を玄関や寝室に設置することで、家の中のエネルギーの流れを整え、悪い運気を寄せ付けないようにすることもできます。
厄払いをしない場合に心掛けるべきこと
厄払いをしない選択をした場合でも、心身のバランスを保つことが大切です。ここでは、厄払いをしない人が心掛けるべき日常の心の持ち方について説明します。
ポジティブなマインドセットを持つこと
厄払いをしなくても、ポジティブな心構えで過ごすことが運を引き寄せます。厄年はあくまで文化的な節目のひとつ。日々を前向きに過ごし、自分の感情や状況に振り回されないようにすることが大切です。
特に大きなストレスを感じた時は、リラクゼーションや趣味に時間を取って、自分をリフレッシュするよう心掛けましょう。
感謝の気持ちを持つ
感謝の心は、ポジティブなエネルギーを引き寄せ、厄の影響を和らげるとされます。日々の生活で小さなことにも感謝する習慣を持つと、自分の心が安定し、困難な状況にも前向きに対処できるようになります。
心と身体の浄化を意識する
日々の生活で心をリフレッシュするために、深呼吸や簡単な瞑想を取り入れるのも有効です。
また、身体の浄化としては、入浴やシャワーをしっかりと取り、体の疲れやストレスを流す習慣を持つと、精神的な厄を払い落とす感覚が得られます。
まとめ
厄払いをしないと不安に感じることもありますが、必ずしも厄払いをしなければいけないわけではありません。
神社に行く時間がなかったり、他の方法を試したいと感じる場合でも、日常の中で自分でできる厄払いの方法やお守りの活用法があります。
掃除や感謝の気持ちを持つこと、ポジティブな心構えを意識することで、気持ちも前向きに、運も引き寄せられるかもしれません。大切なのは、自分自身が安心して過ごせる方法を見つけ、心と体のバランスを保つことです。