身近な果実で作った果実酒はそれぞれが独特な風味で美味しいだけでなく、美しい色合いに癒される人も多いのではないでしょうか。
お酒には果実の栄養成分を抽出させる効果があるのでちょっと疲れたときや食欲がないときにもおススメです。
旬な果実が手に入ったら作り置きしたいですね!
今回は「果実酒の作り方は簡単で種類も豊富!自家製で美味しい果実酒を作ろう!」をお伝えします。
自家製の果実酒がお好みの果実で簡単に作れる!
自家製で作れる果実酒はたくさんあります。
果実は旬で新鮮なもの、傷のないものを選びます。
他にもたくさん作れるよ!
- 梅酒
- ユズ酒
- カリン酒
- イチゴ酒
- イチジク酒
- オレンジ酒
- カボス酒
- キイチゴ酒
- キウイ酒
- キンカン酒
- ナツメ酒
- ミカン酒
- ライム酒
- リンゴ酒
ベースとなるお酒は無味、無臭、無色のホワイトリカー(焼酎)が最適です。材料となる果物の特性を引き立ててくれます。
焼酎には、度数が25度、35度、45度の異なる3種があります。度数の高いものほど材料の成分を早く抽出してくれます。
45度では強すぎて飲みづらいため果実酒には35度のホワイトリカーを使います。
- 材料となる果実
- ホワイトリカー
- 広口の保存瓶
- 氷砂糖
- 果実は漬け込む直前に充分に手洗いし水分は残さないように水切りする
- 広口瓶に果実、氷砂糖を入れてホワイトリカーを注ぐ
- 密封して冷暗所で保存する
熟成するまでの漬け込み期間は果実によって異なります。2~3か月で飲めるものもあれば半年~1年漬け込みが必要なものもあります。作った日付を書いた紙を保存瓶に貼り付けておきましょう。
熟成するまでは直射日光が当たらない冷暗所に保存します。熟成したら果実は取り出し布巾でこして保存用の細口瓶に入れ替えます。
果実によって梅酒のように、こす必要のないものや果実を入れたまま漬け続けるものもあります。熟成後も冷暗所で保存します。
梅酒
甘酸っぱい香りの梅酒はとても飲みやすい!
果実酒作りの初心者が一番手軽に作れるのが梅酒です。
美味しく飲めるようになるには3~4か月くらい必要ですが、4か月後には漬けた実も柔らかく食べ頃になります。
水やお湯で割って飲みますが個人的には炭酸で割って飲むのが一番美味しいです♪
効能もたくさんの梅酒は昔から健康酒としても親しまれていました。昔はどの家庭でも作られていたのが梅酒。今でも根強い人気ですよね。
夏の暑気あたりで食欲がないときに飲みたいけれど、梅酒を漬けるのは6月ごろなので、一年以上の保存が必要になります。
なので早く飲みたいと思うなら漬けるときは2瓶は漬けてくださいね(^^)
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ユズ酒
香りだけじゃない独特な苦みも楽しめるユズ酒
独特な香りと苦みがちょっと大人なユズ酒(^^)
お風呂に入れると体が温まるし、
鍋料理では酸味を加えたりと
昔から寒い冬には、ユズは私たちの生活に欠かせないものです。
冬の季節はユズ酒がおすすめですよ。
漬け込んでから2か月ほどで飲めるようになるので漬けるのが11月からとしてちょうど年明けの寒い季節に出来上がります。
皮やワタには苦味があるので苦手な人はワタはキレイに取り除いてくださいね。
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カリン酒
渋みが強いのにカリン酒にすると飲みやすく美味しくなる!
カリンは秋に大きな固い実をつけます。
酸味と渋みが強いため生のカリンは食べるには不向きです。でもジャムや砂糖漬け、果実酒にすればとても美味しくいただけちゃいます(^^)
カリンはのど飴の成分としても使われていますが、喘息にもよいということなので、お酒の飲めない友人はカリンでジャムを作って保存しています。
カリン酒は半年から1年ほど熟成には時間がかかりますが、実は半年後には保存瓶から取り出します。その時に取り出した実もジャムにできるんですよ。
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まとめ
たくさんの果実を手に入れようとすれば結構お金もかかってしまいますね。
でも小ぶりな瓶なら100均などで買えるので、スーパーで好みの果実を一山分買えば手軽に作れますよね。
今回はさまざまな果実酒の中から梅酒、ユズ酒、カリン酒の作り方を詳しく紹介していますのでご参考にしてください。