友人や知人がお店を開店、開業したらお祝いの贈り物をしたいですね。
娘はネイルサロンを経営しているんですが、無事に3周年を迎えることができました。
お客様からお祝いの花をいただいて喜んでいるのですが、そういえば開店した当時もお友達からお花を贈っていただきました。
お店の近くにはとてもおしゃれな花屋さんがあって、実は私からもその花屋さんで観葉植物を買ってプレゼントをしたんですね。
そのときに他にもどこか開店されるお店があったようで、開店祝い用の胡蝶蘭や観葉植物が数点準備されていました。
やはり開店祝いの贈り物は花が定番なんですね!
開店祝いの贈り物は縁起物を贈るのがしきたりなんだそうですね。
そして贈ってはいけないものとかもあって、贈り物をするときはきちんとマナーをまもらなくてはいけないそうですよ。
娘の開店祝いのときにお花を贈っていただいた私の友人の息子さんが、今度飲食店をオープンさせるので「どんな花を贈ろうかな」「花以外なら何がいいかな」と悩んでいたので今回いろいろと調べてみました!
開店祝いは縁起物を贈る
開店するのがたとえば美容室や料理屋さんだったら、一番の開店祝いはそのお店のお客さんになることだそうですよ。もちろんそうですよね。
そして贈り物をするときは縁起物を贈ります。
縁起物といったらどんなものがあるかというと、客や福を招き入れる「招き猫」そして「生花」「鏡」「時計」などです。
お店の雰囲気に合っているものを選ぶのがいいんですが、 親しい間柄であれば事前に希望を聞いたほうがいいかと思います。
開店の披露パーティーなんかが開かれる場合には、贈るのはお酒かお花が一般的なんだそうです。このときは直接手渡しが喜ばれますよ(^^)
開店祝いは花を贈る
お祝い事に何か品物を贈るときは花は最も無難なものです。
花を贈ろう!と決めたとして次は「何の花にしようか?」と悩みますよね?
お祝い花としては不向きな花もあります。
どんな花を贈れば喜んでもらえるか最低限マナーを知っておく必要があります。
お祝いに贈る花としては、お悔やみのイメージがある白い和菊、カーネーションは不向きです。
お薦めなのはバラ、蘭、ユリなど晴れやかなイメージの花です。
直接手渡すときはブーケのほうがインパクトがあるので、もらって嬉しいものです。
花かごなどにアレンジメントされた花は花瓶がなくてもそのまま飾ることができるので、開店祝いのほかにも新築祝いや楽屋花などにお薦めです。
花の匂いや花粉は迷惑をかけてしまう場合もあるので、花の特性を知って選ぶ必要があります。
鉢植えの花は開店祝いでは長くそこに根付くという意味があるので胡蝶蘭などは華やかで喜ばれているようです。花言葉も「幸福が飛んでくる」なので縁起物としてもピッタリですね!
観葉植物も贈られた側にとっても扱いやすくい品物です。店の前に立てるスタンドの生花の花かごも、人目を惹き 開店祝いにはふさわしいものです。
花束、スタンドは生花なので開店当日の朝に届くように贈ります。胡蝶蘭、観葉植物は開店日の前日で大丈夫です。花屋さんから 開店祝いのメッセージカードを添えて配達してもらえます。
親戚が遠方でお店を開店するときなど、お祝いにはなかなか行けないこともありますが、華やかなスタンド花や花束の贈り物にするととても喜んでもらえると思います!
開店祝いに現金を贈る
何を贈ればよいか迷うときにはご祝儀の現金でもかまいません。
開店祝いの金額の相場は1万円~3万円ですが、相手とのかかわり方で金額は変わってくるものです。兄弟や両親では3万円~5万円が目安です。
祝儀袋は紅白蝶結び、熨斗付きを使用します。表書きの書き方は「祝御開店」「祝御開業」「祝御発展」「御祝」とします。
開店祝いに招き猫を贈る
開店祝いの贈り物には縁起物の招き猫が人気です。
招き猫は右手(前脚)を挙げている猫は金運を招き、左手(前脚)を挙げている猫は人(客)を招くという意味があります。
中には両手を挙げたものもありますが、欲張りすぎて「お手上げ万歳」になると嫌煙される人もいるようです。
招き猫の手を上げる高さやポーズにも意味を持っていて、上げる手は高ければ高いほど遠くの福を招くといわれています。
招き猫は三毛猫が主流でしたが、最近は風水の人気もあってか地の色が白、黒、赤色の他に、ピンクや青、金色などもあります(^^)
一つ一つに意味があって、
- 三毛猫は幸運を招く
- 白は福を招く
- 黒は病除け・厄除け
- 赤は病除け・魔避け・無病息災
- 金は金運を招く
- ピンクは恋を招く
開店祝いにピンクは??ですが店主が独身なら喜ばれるかもしれませんね!(^^)!
贈り物のタブー
開店祝いのマナーとして、贈ってはいけないものがあります。
新築祝いと同様にストーブやライターなど、火に関する品物は縁起が悪いとされていますので注意しましょう。
▼贈り物マナーとタブーまとめ記事▼
開店祝いのお返し
開店祝いのパーティーに参加された方には一般的には内祝いは用意しないものだそうです。
その代わりに開店祝いのお返しを兼ねて記念品を配ることが多いようです。
記念品の品物はボールペン、湯のみ茶碗、ペーパーウエイト、写真立てなどかさばらない小物、実用的な小物が人気です。裏に宣伝も兼ねて店名や社名や電話番号を入れるといいですね(^^♪
開店祝いのお返しの「のし」の表書きは、ごく内輪の人を招待する場合「開店内祝い」とします。
外部の方やお祝いをもらっていない人を招待する場合には、お返しではなくて記念品を渡し、表書きは「開店(開業)記念」「祝開店(開業)」です。
披露パーティーに招待できなかった方にお祝いを頂いたらすぐにお礼状や記念品を贈ります。
お返し(記念品)の金額はお祝いを頂いた人との間柄によって異なるものです。特に取引先の方の場合ではお祝いを頂いた金額の1/2~1/3が相場と考えたほうが無難でしょう。
▼関連記事▼