ネイルアートを楽しむ女性が増えてきましたが出来栄えに満足できていますか?
爪のトラブルがあるとネイルは綺麗にできません。手入れされた爪だからこそネイルは映えるのです。
そのためにも爪のケアが大事なのですが、お手入れの仕方が分からないという人も多いようです。
そこで今回は爪のお手入れの簡単な方法や二枚爪などの爪トラブルの対処法をお送りしたいと思います。
爪の手入れが大切な理由は?
健康な爪を保つためにはキューティクルに充分な栄養を与えることが必要です。
キューティクルは爪の根元にある甘皮のことで、爪の中に雑菌などが侵入するのを防ぎ新しく成長する爪を守っています。爪が作られるとキューティクルの下を通過して成長していきます。
爪の本体であるネイルプレート(爪甲)を支えるネイルベッド(爪床)には血液が流れプレートに水分や油分を補給する役目を持っています。水分や油分が送られるため爪は柔軟性を保ち折れにくくなっています。
ところが油分や水分は年齢によっても異なり、季節や環境にも影響されるのです。加齢によって爪の厚みも増してくるため爪のケアが必要になってきます。
日頃からキューティクルに栄養を与えることが健康な爪を成長させるために大切なのです。
簡単な爪の手入れ デイリーケア
ちゃんと爪の手入れをしたくてもなかなか時間がとれないと悩まれていませんか。簡単だけど続けていれば効果が必ず出るのがデイリーケアです。
オススメの方法は爪の美容液を塗るというものです。そして大事なのは毎日続けることです。
①水分を拭き取る
皮膚に水分が残っていると皮膚を固くさせる原因になります、皮膚が硬くなるとキューティクルも固くなってしまうので、手を洗った後、水仕事の後は、完全に水分を拭き取るようにします。
②キューティクルオイルを塗る
キューティクルの上に少量のキューティクルオイルまたはキューティクルクリームをのせて爪の周りをマッサージします。
爪美容液を数回使っただけでは効果を実感することはできません。しかし毎日使い続けることで爪を
綺麗にしてくれます。手間も少なく自宅で簡単にできるのもメリットです。
キューティクル専用の美容液が手元にない場合は顔用の美容液やクリームをキューティクルにつけて
すりこむようにマッサージします。これだけでも毎日続けていけば何も手入れしない場合と比べればかなり差がでてきます。
ネイルケアはエナメルをきれいに落としてから
ネイルケアの基本は最初にエナメルを落としてから始めます。エナメルを落とし(ネイルオフ)、爪の形を整え、キューティクルの手入れを行います、そしてエナメルを塗って仕上がります。
この中でネイルオフは大事なポイントです。出先などでネイルが剥がれるとついネイルを削ったりしてしまいがちです。また頻繁にオフする人もいますが、どちらも爪にとってはダメージになってしまっています。
特に除光液は爪から水分や皮脂を奪ってしまうのです。ネイルを落とすときは除光液をつけたコットンでゴシゴシ強く擦ることは厳禁です。爪の丸みに合わせるようにコットンを置きエナメルが溶けだしてから力を抜いて拭き取ります。
また除光液を頻繁に使いすぎると爪の黄ばみなど爪のダメージになってしまうのでできるだけ避けたいものです。エナメルの正しく塗ればもちも良くなるので除光液を使ったオフは1週間程あけて行いましょう。
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爪のトラブル対処法
乾燥した爪の長さを調整するとき爪切りを使用すると、二枚爪や爪割れなどの原因となるので避けるようにします。
爪が折れてしまった場合
爪を伸ばそうとしてもすぐに折れてしまう場合、は毎日キューティクルオイルやハンドクリームを塗りながらマッサージを行います。爪切りは使わずエミリーボード(爪やすり)で爪の長さを整えます。
二枚爪になってしまった場合
二枚爪になった場合には浮いている部分にネイルグルー(接着剤)を少量流し込んで固めます。はみ出したグルーと爪の表面は爪やすりを使って磨きます。
ネイル後のケアも大事!
ネイルはなるべく長持ちしてほしいものです。それは爪にとっても良いことなのですが、ネイル後は何もしないという人も多いようです。
とても簡単で「ネイル後に保湿する」だけで長持ちさせることができるので実践してみてください。トップコートを塗った後にキューティクルオイルを塗ると、表面に油膜を張って爪をガードしてくれるのです。
ネイルが長持ちできれば、こまめな修正やオフをしなくて良いので爪のトラブルも防ぐことができます。ネイル後のケアも忘れずに行いましょう。
さいごに
ネイルケアと聞くととても手間がかかりそうな気がしますが、爪やすりで長さを整えたらあとは毎日キューティクルオイルで優しくマッサージするだけです。健康的な爪先に自信が持てるようになったら、いろんなネイルアートに挑戦してみましょう!
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