日本には昔からステキな意味のある行事がありますね。
冬至はその一つです！「冬至にはかぼちゃを食べゆず湯に入る」それが無病息災で運気をも上げて
くれるというものです。
冬至の寒くなっていく時期に、体が温まって風邪の引きにくい、そして体力のつくかぼちゃを食べることで元気に過ごせるだけでなく運もついていく。これってすごく面白いと思います。
カボチャが苦手な人は一口でもいいんです。なんなら皿に盛るだけでいいのです。そして冷えた夜はゆず湯につかって温まって心を癒されましょう。
運もじんわりと体にしみこんでいくので、もうじきやってくる新しい年はきっと良い年になることでしょう。
今回は「冬至にはかぼちゃを食べゆず湯に入って無病息災！運気を上げるイベントを楽しもう」をお伝えします！
冬至とは？
冬至は一年のうちで昼の時間が最も短く夜が長い日です。
歴のうえでは12月22日～23日ごろにあたります。この日は太陽が一年中で最も南に位置にあります。
北半球にある日本では太陽の高度が低くなるので昼が短くなるのです。ただ日差しは部屋の奥まで差し込みます。
冬至を過ぎると日ごとに昼が長くなっていくため「太陽がよみがえる日」や「一陽来復」(いちようらいふく)と呼ばれていました。
一陽来復は冬が去って春が来る、という意味ですがこの日より運が上向きになるともいわれている。
冬至の風習
中国では古くから冬至を冬至節といって、歴の始まりとして祝っていました。
そして疫鬼(疫病をはやらせるという悪神)を除くためにあずきがゆを食べていました。
日本では無病息災を願って冬至にゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べる風習があります。
冬至を過ぎると昼間は長くなっていきますが、寒さはこのころから本格的となります。
ゆず湯、かぼちゃのどちらも冬本番に備えて体を温めたり、体力づくりをして風邪を予防する知恵といわれています。また一年中風邪を引かずに元気に過ごせるといわれています。
冬至に何するの？
冬至にはゆず湯に入りカボチャを食べます。
「冬至カボチャを食べると長生きする」と昔からいわれています。他にも厄除けや風邪を引かない、金運が上がるなどもありますから、これは絶対に食べたいです。
「冬至にゆず湯に入ると風邪を引かない」といわれています。血行をよくし、また美肌にもよいので丸ごと入れて楽しみたいですね！
「ん」のつくものを食べると幸運が訪れる！
地域によって冬至にみかんやれんこんなどの「ん」がつくものを食べると幸運が訪れるいうところもあります。カボチャも「なんきん」と呼ばれるのでその一つです。また冬至に赤飯や大豆がゆを食べると縁起がよいとされるところもある。
冬至にゆず湯に入る理由は？
冬至の頃は冬を本番に迎える時期で、寒さはどんどん増していくでしょう。
ユズは旬を迎える時季です。
ユズに含まれる成分には血行を促進するはたらきをがあるので、この日ユズ湯に入ると体が温まって風邪をひきにくくするといわれています。
そして私が大好きなのはユズの香りです。ユズの香りを嗅ぐとリラックスするだけでなく周りのよどんだ空気が一掃された気分にもなります。
ユズ湯の入り方
浴槽に湯をはって柚子を浮かべて入るのがユズ湯です。ユズは丸ごと入れていいし、半分に切っても輪切りにしてもいいです。お好みでどうぞ。肌の弱い人は少なめにしておくほうがいいかもしれません。ユズを直接お湯に入れるのは抵抗があるという人は、ガーゼのハンカチなどの端を縫って小袋を作ってその中にゆずを入れて浮かべればいいですよ。
冬至になぜカボチャを食べるの？
一年中見かけるカボチャですが、本来の旬は夏です。カボチャは保存がきくためかつては冬場の貴重な野菜でした。
カボチャにはビタミンAが豊富です。冬場にカボチャをを食べて寒さに備えた体力づくりをしていました。
またビタミンAには老化を防いで肌をつやつやにしてくれるので誰からも愛されてきたのだと思います。
冬至カボチャのレシピ
材料
かぼちゃ1／2個，水２カップ，だしの素少々，みりん大さじ２，塩少々，しょう油小さじ１，小豆の缶詰１缶
作り方
①カボチャは種を取り除き鍋に入れる。分量の水、だしの素、調味料を加えて強火にかける。
②煮だったら中火にして落し蓋をして煮汁が少なくなるまで煮詰めていく
③別の鍋に小豆を入れ、空になった小豆の缶２杯の水を加えて中火にかける
④③を②に加えて混ぜ合わせてひと煮立ちさせたら出来上がり。
さいごに
「冬至にはかぼちゃを食べゆず湯に入って無病息災！運気を上げるイベントを楽しもう」をお伝えしました。
風水でも昔からの風習や行事を楽しむと運気が上がるといわれています。カボチャを食べたり、ゆず湯に入ることは家庭でも簡単にできることなので、ぜひ取り入れてみたいですね！
