巻き爪って、見た目ではそれほどひどくなくても、爪の端が皮膚に食い込んでくると、これがけっこう痛いんです。
私も長い間、自分が巻き爪だとは気づいていませんでした。
足の親指がたまにジンジンすることはあったものの、「先の細い靴を履いているからかな?」くらいに思っていたんです。
ところが、あるときネイリストをしている娘に「巻き爪だよね。痛くないの?」と言われて、初めて自分が巻き爪だと気づきました。
そこから爪の切り方や靴、歩き方などを見直し、自分なりのケアも試してきました。
さらに、ネイリストである娘にケアをしてもらったことで、いったん爪が持ち上がってきたこともあります。
……ところが、その後しばらく放置してしまい、また悪化。
そして現在は、娘が巻き爪のケアについて講習を受け、以前とは違う方法で施術してくれています。
今回は、そんな私の巻き爪体験を、最初に気づいたころから現在までまとめてみました。
巻き爪とは
巻き爪とは、足の爪の両端が内側に巻くように変形した状態のことです。
特に足の親指に起こることが多く、初期には痛みがない場合もあるため、自分が巻き爪になっていることに気づかない人もいます。
私もまさにそのタイプでした。
ある日、娘に足を見てもらって「巻き爪だよね」と言われるまで、自分ではまったく気づいていなかったんです。
ところが、写真で見てみると……。


両足の親指が巻いていて、特に右足のほうが強く、爪の両端が皮膚に食い込んでいました。
このころは痛みが出ることもあり、痛くなると爪を短く切ってしまっていました。
今思えば、これも巻き爪を悪化させる原因になり得る行動だったんですよね。
巻き爪が進むと、爪の端が皮膚に食い込んで痛みや赤みが出ることがあります。
さらに炎症が強くなったり、歩くのがつらくなったりすることもあるため、「爪がちょっと丸まっているだけ」と放置しないことも大切です。
なお、巻き爪と似たトラブルに「陥入爪(かんにゅうそう)」があります。
見た目が似ていても状態は異なるため、強い痛みや腫れ、出血、化膿などがある場合は、自己判断だけで対処せず医療機関への相談も考えたほうが安心です。
巻き爪の原因
巻き爪にはさまざまな要因があります。
私自身の経験から特に気になったのが、靴・歩き方・爪の切り方でした。
もちろん原因は一つとは限らず、足の形や爪の状態などが関係することもあります。
靴のサイズが合っていない
私は以前、先の細いパンプスを履くことが多かったんです。
でも、10年以上前から先の細いパンプスを履くと足が痛くなるようになり、今では必要なときだけ履く程度になりました。
足先が窮屈な靴を長時間履いていると、爪や指に圧迫がかかります。
巻き爪が気になる場合は、つま先に余裕があり、足の形に合った靴を選ぶことが大切です。
私も巻き爪に気づいてからは、できるだけ運動靴や先の丸い靴を履くようになりました。
足先の細いパンプスや、サイズの合わない靴は、巻き爪だけでなく足の痛みにつながることもあります。
パンプスを履くと足が痛くなる原因や、足に合ったパンプスの選び方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

歩き方が正しくない
歩き方も巻き爪と関係するといわれています。
足の指を使わず、かかとや足の外側ばかりに体重がかかる歩き方を続けていると、足指に適切な力がかかりにくくなります。
私自身も「歩き方が悪い」と言われたことがあるので、巻き爪をきっかけに、歩くときは足の指を意識するようになりました。
特に犬の散歩などで歩くときは、足指を広げることを意識しています。
爪の切り方が原因で深爪になっている
そして、私が一番気をつけるようになったのが爪の切り方です。
痛くなると、つい爪を短く切りたくなりますよね。
私も以前は、痛みが出るたびに爪を短く切っていました。
でも、爪の両端を深く切り込むような切り方は、かえって爪の端が皮膚に食い込みやすくなることがあります。
巻き爪が気になる場合は、爪の両端を丸く深く切り込まず、指先の形に合わせてまっすぐ切る「スクエアカット」が基本です。

以前、娘に正しい切り方をしてもらった写真です。
比べるとよくわかります。
すっきりと綺麗な爪になりました。
爪の両端を切り込みすぎず、ある程度長さを残して整えています。
爪切りだけで両端を丸く切ろうとすると深爪になりやすいので、細かい部分はやすりなどで整える方法もあります。
ただし、すでに強く食い込んでいる場合は、無理に自分で切ったり削ったりしないほうが安心です。
巻き爪の治療法とは?
巻き爪が痛くなってくると、「病院に行ったほうがいいのかな?」と気になりますよね。
私もかなり痛くなったときには、病院でどんなことをされるのかが気になって、ネットでいろいろ調べました。
当時は、食い込んでいる部分を処置する方法や、爪を矯正する方法などがあることを知りました。
巻き爪の状態や原因によって対応は異なるため、強い痛みや腫れ、出血、化膿などがある場合には、自己流で無理に対処せず、皮膚科などの医療機関に相談することも大切です。
私自身は、当時は病院での治療を選ばず、自分でできるケアを試していました。
そして、たまたま娘がネイリストだったこともあり、ネイルサロンで巻き爪のケアを受けるという選択肢につながっていきました。
ここは私自身の体験なので、すべてのネイルサロンで同じ施術が受けられるという意味ではありません。
巻き爪のケアを扱っているサロンでも、対応できる状態や方法はそれぞれ違います。
巻き爪の応急処置
巻き爪で急に痛みが出たとき、比較的軽い状態であれば、テーピングなどで爪と皮膚の接触を減らす方法があります。
私も以前、巻き爪について調べたときにテーピングやコットンパッキングという方法を知りました。
ただし、すでに強く食い込んでいる場合や、赤み・腫れ・化膿などがある場合は、無理に自分で処置しないほうが安心です。
巻き爪テーピングの巻き方
巻き爪のテーピングは、食い込んでいる爪と皮膚を少し離すようにテープを貼る方法です。
貼ったら爪と皮膚の間を広げるように引っ張りながららせん状に巻き付けます。爪の長さが十分にない場合でも行いやすい方法として紹介されることがあります。
ある程度爪の長さがある場合は、爪と皮膚の間にテープを挟む方法があります。ただし、テープを強く引っ張りすぎたり、皮膚を傷めたりしないよう注意が必要です。
私が試した方法と、娘にしてもらった最初のケア
私も痛みが出たときには、いろいろ試しました。
ある日、外出中に親指が痛くなってしまい、足を引きずるように帰ったことがあります。
爪の周りは赤くなり、「もうこれ以上爪を伸ばしておくのは無理!」と、また爪を切ってしまいました。
ところが、その後お風呂に入っているときに、ふと思いついたのが「爪の端をそっと持ち上げてみる」という方法。
巻き爪対策グッズを調べていると、爪をまっすぐにするための器具などがあり、使用前に爪を柔らかくするという説明を見かけたことがきっかけでした。
そこで私は、お風呂の中で親指の周りをやさしくマッサージしたり、爪の端をそっと持ち上げたりするようになりました。
ただし、これはあくまでも私が自己流で行っていたケアです。
痛みが強いときに無理に爪を持ち上げたり、皮膚との間に何かを入れたりするのは避けたほうがよいでしょう。
そして、私の場合はここで終わりではありませんでした。
最初のケアをしてくれたのが、ネイリストをしている娘です。


娘に爪を整えてもらい、爪の両端を切り込みすぎないようにしながらケアしてもらいました。
写真を比べると、爪の両端が少し浮いてきているのが分かります。

台形だった爪が真っすぐになりました!
このころは、私自身も「これなら大丈夫かな」と思っていました。
……ところが。
いったん良くなったからと放置したら、また悪化しました
ここが私の反省点です。
一度落ち着いてきたことで、「もう大丈夫かな」と思ってしまったんですね。その後しばらく、きちんとしたケアをせずに過ごしてしまいました。
すると、また少しずつ爪が巻いてきて、今度は以前よりも食い込みが強くなっていきました。
「やっぱり放っておくとダメなんだ……」
そう思ったころには、かなり見た目も変わっていました。
上から見ると、爪が丸く巻いているというより、台形のようにギュッと縮まっている感じです。
そして正面から見ると、爪の両端がかなり食い込んでいます。
娘がこの写真を2枚並べて送ってくれたときの一言が、
「衝撃だから」
でした(笑)。
いや、本当に衝撃です。
「これ、前よりひどくなってない?」と、さすがの私も思いました。
現在は娘の巻き爪ケアを受けています
そんな私を見て、娘が現在行ってくれているのが、以前とは違う巻き爪ケアです。
娘自身が巻き爪ケアについて講習を受けて、現在の施術につなげています。
娘の説明では、状態が比較的落ち着いている場合は「巻き爪ジェル」。ジェルのように爪に塗っていき、爪を持ち上げるように整えていく方法です。
そして、爪が強く食い込んでいる場合には、プレートが入ったシールを使う方法があります。こちらも爪を持ち上げる方向に働きかけるケアです。
私の場合は、かなり食い込みが強くなっていたため、こちらの方法で施術してもらいました。

そして、これが今回の写真。
上から見ると、施術前は丸まった台形のようだった爪が、施術後にはかなり広がって、四角に近い形になっています。
正面から見ると、食い込んでいた爪の両端が持ち上がり、以前とはかなり印象が違います。

左親指

右親指。。めっちゃ食い込んでます。施術後の変化に感動です!
写真を見た娘が「衝撃だから」と言った理由も、これなら分かっていただけるでしょうか(笑)。
私自身も写真を見比べて、
「おお……これはすごい」
となりました。しかも、施術中に強い痛みはありませんでした。
もちろん、これは私の場合の体験です。
巻き爪の状態や爪の厚さ、食い込み方などによって、受けられるケアや方法は変わると思います。
また、すべてのネイルサロンで同じ施術ができるわけではありません。
巻き爪ケアを受けてみたい場合は、対応しているサロンを探して、どの程度の状態まで施術できるのか、どんな方法なのかを事前に問い合わせてみると安心です。
巻き爪は「痛くなってから」ではなく、普段のケアも大切
今回の経験で私が実感したのは、巻き爪は痛くなってから慌てるより、普段から爪や靴を意識しておくことが大切だということです。
特に私の場合は、痛くなると爪を短く切るということを繰り返していました。
今は、爪の両端を深く切り込まないこと、足に合った靴を選ぶこと、足の指を使って歩くことなどを意識しています。
そして、いったん良くなったからといって放置しないこと(笑)。
これも今回、身をもって学びました。
私の場合は、たまたま娘がネイリストで、しかも巻き爪ケアの講習まで受けてくれたので、かなり恵まれた環境でした。
これは本当にラッキーだったと思います。
ただ、同じような環境にいる人ばかりではありません。
だからこそ、巻き爪で悩んでいる人には、病院だけでなく、状態によっては巻き爪ケアを扱っているネイルサロンなどに「こういう状態でも対応できますか?」と問い合わせてみる方法もあるよ、と私の体験からお伝えしたいと思っています。
もちろん、強い炎症や化膿、出血、歩けないほどの痛みなどがある場合は、まず医療機関に相談することを優先してください。
まとめ
巻き爪は、見た目だけでは分からない初期から、爪が皮膚に食い込んで痛みが出る状態まで、程度によってかなり違います。
私自身も最初は「ちょっと爪が丸まっているだけ」と思っていました。
その後、靴や爪の切り方を見直し、自分なりのケアを試し、ネイリストの娘にもケアしてもらいました。
一度は爪が持ち上がってきたものの、そのまま放置してしまった結果、また悪化。
そして現在は、娘が講習を受けた巻き爪ケアを受けています。
今回の写真を見ても、巻き爪は「ちょっと気になる」段階から放置すると、かなり変わってしまうことが分かります。
私のように「痛いけど病院へ行くのはちょっと……」と迷っている方もいるかもしれません。
そんなときは、まず自分の状態を知ること。
そして、セルフケアで無理をせず、必要なら医療機関や巻き爪ケアを扱うサロンなどに相談してみることも選択肢のひとつです。
今も時々ケアを受けながら、巻き爪と付き合っています。今度こそ放置せず(笑)、自分の足と爪をちゃんといたわっていこうと思います。
足元がラクになると、歩くことも外出することも、もっと気持ちよく楽しめますからね。
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