玄関は家族が毎日出入りする場所だからこそ、砂やほこり、靴についた汚れなどが少しずつたまりやすいところです。
「玄関掃除は面倒」「どこから掃除すればいいの?」と思うこともありますが、毎回すべてを完璧にきれいにする必要はありません。汚れやすい場所を知って、できるところから少しずつ整えていけば大丈夫です。
この記事では、玄関のたたきや靴箱、玄関ドアなど、掃除しておきたい場所と簡単な掃除のコツをご紹介します。季節の変わり目や靴の入れ替えのタイミングにも、ぜひ役立ててみてください。
玄関掃除はどこから?まず汚れやすい場所をチェック
玄関掃除を始めるときは、最初から細かいところまで頑張ろうとせず、汚れがたまりやすい場所から順番に見ていくとラクです。
特にチェックしたいのは、玄関のたたき、靴箱、玄関ドアやドアノブ。外から持ち込まれた砂や土、ほこり、靴の汚れなどが集まりやすいため、このあたりを整えるだけでも玄関全体がすっきりして見えます。
玄関の「たたき」にたまる砂・土・ほこり
玄関のたたきは、靴についてきた砂や土が落ちるため、汚れが目立ちやすい場所です。
まずは靴を移動させ、目につく大きなゴミや砂を取り除きましょう。乾いた砂やほこりは、ほうきや掃除機などで先に取り除いておくと、その後の拭き掃除もラクになります。
靴箱・下駄箱はほこりと湿気をチェック
靴箱の中は普段あまり動かさないため、棚にほこりや砂がたまりやすく、湿気や靴のニオイがこもることもあります。
掃除するときは、靴をいったん出して棚の状態を確認してみましょう。靴を戻す前に棚をきれいにして、必要のない靴がないか見直すのもおすすめです。
玄関ドアやドアノブも忘れずに
玄関の床に目がいきがちですが、ドアやドアノブも意外と汚れています。
特にドアノブや取っ手は、家族が何度も触れる場所。表面のほこりや手垢などが気になったら、素材に合った方法で拭いておきましょう。
玄関ドアの内側だけでなく、外側もときどき確認すると、玄関全体をすっきり保ちやすくなります。
玄関のたたきを簡単に掃除する方法
玄関掃除でまず取りかかりやすいのが、毎日の出入りで砂やほこりがたまりやすい「たたき」です。
ここは、いきなり水や洗剤を使うのではなく、乾いたゴミを先に取り除くのが基本。汚れの状態を見ながら、必要なところだけ拭き掃除をすれば十分です。
まずは靴を移動して掃除しやすくする
玄関に靴がたくさん出ていると、靴の下や隙間にたまった砂やほこりを見落としやすくなります。
掃除を始める前に、出ている靴をいったん靴箱などへ移動させましょう。普段よく履く靴だけを残し、季節外れの靴は収納するなど、ついでに整理してもいいですね。
靴を移動させたら、玄関の隅や段差の部分まで確認します。見える範囲の大きなゴミを先に取り除くだけでも、かなりすっきりします。
ほうき・掃除機で砂やほこりを取り除く
次に、たたきに残っている砂やほこりを取り除きます。
ほうきで掃く場合は、玄関の奥から外側へ向かって掃くと作業しやすくなります。掃除機を使う場合も、隅や靴箱の下など、砂が集まりやすい場所を忘れずに。
ここで大切なのは、乾いた砂やほこりを先に取っておくことです。
砂が残った状態で水拭きをすると、汚れが広がったり、細かな砂が残ったりすることがあります。まずは「乾いた掃除」で大まかにきれいにしましょう。
汚れが気になるところだけ水拭きする
砂やほこりを取り除いたあと、黒ずみや泥汚れなどが気になるところは、水拭きで整えます。
ただし、玄関の床材にはタイルや石材などさまざまな種類があります。素材によっては水分や洗剤が向かない場合もあるので、「玄関だから水をたくさん使えばいい」と考えないことが大切です。
まずは素材を確認し、必要なら目立たない場所で試してから掃除しましょう。
水拭きをした場合は、最後に水分を残さないように乾かしておくと安心です。
靴箱・下駄箱をすっきり掃除するコツ
玄関のたたきをきれいにしたら、次に気になるのが靴箱・下駄箱です。
普段は靴を入れたままにしているため、棚には砂やほこりがたまりやすく、靴から移った汚れや湿気が気になることもあります。靴を入れ替えるタイミングなどに、棚の中も一度リセットしておくと気持ちよく使えます。
中の靴を出して棚をチェック
靴箱を掃除するときは、まず収納している靴をいったん出しましょう。
全部出してみると、棚の奥にたまったほこりや砂、靴から落ちた小さなゴミなどにも気づきやすくなります。
この機会に、最近履いていない靴やサイズが合わなくなった靴がないか確認するのもおすすめです。季節の変わり目なら、靴の衣替えと一緒に行うと効率的ですね。
ほこりを取り除いてから拭き掃除
靴箱の棚は、まず乾いたほこりや砂を取り除いてから拭き掃除をします。
棚の上だけでなく、奥や側面、棚板の下なども確認しましょう。細かな砂が残っている場合は、掃除機やほうきなどを使って先に取り除くと、その後の拭き掃除がしやすくなります。
拭いたあとは、棚をしっかり乾かしてから靴を戻しましょう。湿気が残った状態で収納するのは避けたいところです。
靴のニオイや湿気が気になるときは?
靴箱のニオイが気になるときは、棚だけでなく収納している靴も確認してみましょう。
履いた靴に湿気が残ったまま収納すると、ニオイやカビが気になる原因になることがあります。靴箱の掃除と合わせて、靴そのもののお手入れも見直してみると安心です。
靴のニオイが気になる場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶「足の臭いを消す方法!靴が臭くなる原因と自宅でできる正しい対策」
また、靴にカビが見つかった場合は、素材によって対処方法が異なります。特に革靴などは無理にこすったり、自己流で強い洗剤を使ったりせず、適切な方法でお手入れしましょう。
▶「靴カビの取り方は簡単!革靴・中敷きを清潔に保つ正しい手入れ方法」
玄関ドア・ドアノブも忘れずに
玄関掃除というと、たたきや靴箱に目が向きますが、玄関ドアやドアノブも意外と汚れています。
外側には砂ぼこりや雨による汚れがつき、内側には手垢などがつくこともあります。たたきや靴箱を掃除するついでに、気になるところだけサッと整えておきましょう。
ドアのほこりや汚れを落とす
玄関ドアは、まず表面のほこりや砂ぼこりを取り除きます。
汚れが少ない場合は、乾いた布などで軽く拭くだけでも十分です。水拭きや洗剤を使う場合は、ドアの素材やメーカーのお手入れ方法を確認してから行いましょう。
特に木製などのデリケートな素材は、水分の使いすぎに注意が必要です。
ドアノブや取っ手も拭いておく
ドアノブや取っ手は、家族が毎日触れる場所なので手垢がつきやすいところです。
玄関掃除の最後に、素材に合った方法で軽く拭いておけばOK。細かいところまで完璧に掃除しようとせず、気になったときに取り入れるくらいで十分です。
玄関のニオイ・湿気・カビを防ぐには?
せっかく玄関を掃除しても、湿気やニオイがこもると、またすぐに気になってしまいます。
特に靴箱は空気がこもりやすい場所なので、汚れを取り除くだけでなく、湿気をため込まない収納を意識することも大切です。
靴を詰め込みすぎない
靴箱いっぱいに靴を詰め込んでしまうと、掃除がしにくいだけでなく、空気もこもりやすくなります。
履いていない靴が増えてきたら、季節の変わり目に見直してみましょう。今使う靴を取り出しやすくしておくだけでも、玄関はかなり使いやすくなります。
湿気が気になるときは換気する
雨の日や湿度の高い時期は、玄関にも湿気がこもりやすくなります。
天気や防犯面に問題がないときは、玄関や靴箱を換気するのもひとつの方法です。靴箱の掃除をしたあとに扉を開けておくだけでも、内部の状態を確認しやすくなります。
濡れた靴をすぐに靴箱へしまわず、素材に合った方法で乾かしてから収納することも心がけたいですね。
カビを見つけたら早めに確認する
玄関や靴箱でカビを見つけたら、放置せず早めに状態を確認しましょう。
特に靴にカビが生えている場合は、先ほど紹介した靴カビの記事を参考に、素材に合った方法で対処することが大切です。
玄関全体については、まず湿気がこもっていないか、靴を詰め込みすぎていないかなど、環境を見直してみましょう。
玄関掃除はどのくらいの頻度ですればいい?
玄関掃除は、毎日すみずみまで行う必要はありません。
砂やほこりが気になったときにサッと掃除する日と、靴箱まで含めて少し丁寧に掃除する日を分けると、無理なく続けやすくなります。
毎日は「気になるところだけ」でOK
玄関に砂や泥が目立つときは、その部分だけ掃いておくだけでも十分です。
特に雨の日のあとや、外で遊んだ靴を履いたあとなどは汚れがたまりやすいので、気づいたときに取り除いておきましょう。
「玄関全体を掃除しなくては」と考えるより、目についた汚れをその日のうちに少しだけ取るくらいのほうが続けやすいですね。
週1回くらいは少し丁寧に
時間に余裕があるときは、週1回程度を目安に、たたきの砂やほこりを取り除き、玄関ドアやドアノブなども確認してみましょう。
ただし、家族構成や玄関の使用頻度によって汚れ方は違います。週1回という数字にこだわらず、「そろそろ汚れてきたな」と感じたタイミングで行えば大丈夫です。
季節の変わり目は靴箱も見直す
衣替えの時期や季節の靴を入れ替えるタイミングは、靴箱を掃除するチャンスです。
靴を全部出して棚を拭き、しばらく履いていない靴や傷んだ靴がないか確認してみましょう。
玄関は家の出入り口だからこそ、掃除と片付けを一緒に考えるとラクです。
玄関をきれいに整えて気持ちよく暮らそう
玄関は、外から帰ってきたときに最初に目に入る場所であり、家を出るときにも必ず通る場所です。
だからこそ、ピカピカに磨き上げることだけを目標にするより、靴や物が整理され、ほこりや砂が気にならない状態を保つことを意識すると、毎日の出入りが少し気持ちよくなります。
掃除と一緒に玄関まわりを整える
玄関掃除をするときは、床や靴箱の汚れだけでなく、置いてある物も一度見直してみましょう。
使っていない靴や、いつの間にか置きっぱなしになっている物を整理するだけでも、玄関はすっきりします。
「掃除する日」と「片付ける日」を別々に考えず、気になったところを少しずつ整えていくと負担になりにくいですね。
昔ながらの習慣で玄関を整える方法も
昔から日本では、玄関を清潔に保つことを大切にしてきました。
掃除をした玄関に季節の花を飾ったり、植物を置いたりするのも、暮らしを楽しむ方法のひとつです。
また、昔ながらの習慣として盛り塩を玄関に置く家庭もあります。盛り塩には、場を清めるという意味合いなどがあり、現在でも習慣として取り入れている人がいます。
掃除とは別のものですが、玄関をきれいに整えたあとに、こうした昔ながらの暮らしの習慣を取り入れてみるのもいいですね。
盛り塩には、場を清めるという意味合いなどがあり、現在でも習慣として取り入れている人がいます。
盛り塩の意味や置く場所、盛り方などを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▶ 盛り塩の方法!驚きの効果とは?塩の盛り方や置く場所など正しいやり方を徹底解説!
まとめ
玄関掃除は、たたきの砂やほこりを取り除くところから始めれば十分です。
靴箱や玄関ドアなども、汚れが気になったタイミングで少しずつ整えていけば、毎回大がかりな掃除をする必要はありません。
靴のニオイやカビなど、気になる問題が出てきたときは、それぞれの対処方法を確認しながら、無理のない範囲で玄関を整えていきましょう。
玄関がすっきりすると、家に帰ってきたときの気分も少し変わるもの。完璧を目指さず、できるところから始めて、気持ちよく暮らせる玄関を作っていきたいですね。
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