ジェルネイルを塗った指先を見ると気分があがります。
洗い物をしても剥げないし、ウル艶感が1か月近くも持続できるなんてうれしいですね。
セルフネイルができれば特別な日だけでなく、いつだってジェルネイルを楽しむことができますね!
ジェルネイルの持ちをよくするには下準備が必要です。やり方がわかれば初心者でもキレイに仕上げることができますよ♪
今回は「ジェルネイルのやり方!初心者でも楽しめるセルフネイル【準備からオフまで】」をお伝えします。
▼関連記事▼
ジェルネイルとは
ネイルには主にマニキュア(ポリッシュ)、アクリル(スカルプ)ネイル、ジェルネイルの3種類があります。
ジェルネイルは、新しいアートネイルの技法のひとつで、マニキュアよりも剥がれにくく持ちがよく、アクリルネイルよりもオフが簡単です。
「ジェル」とは、合成樹脂のことで、水飴(ゲル)のような粘度を持ち、紫外線(UV)や可視光線(LED)に反応して硬化する性質があります。
ジェルネイルは地爪をジェルでコーティングする手法が主流で、爪の上にジェルを塗って専用のUVライトで固めることで、長時間艶と輝きを楽しめます。
自爪を強化したり、自爪よりも長い人工爪を作ることができます。爪に厚みができますが、見た目は「自分の爪だわ!」と思えるほど自然な仕上りで、3週間も美しく保つことができます。
セルフジェルネイルが人気!
ジェルネイルにはスカルプやマニキュアのような強い臭いもないので、自宅でも気軽に楽しむことができます。
私は娘がネイリストなのでおかげさまでジェルネイルを楽しむことができています。もともと爪が弱く割れやすい上に噛みクセもあって、見た目も良くない状態でしたが、ジェルネイルをすることで爪の補強になるし、噛みクセがなくなりました。ちなみに上のネイル画像は私ですよ~(^^)
ジェルネイルのやり方を覚えて自宅でやってみたい人も急増中です。
そのためにはいくつかのネイル用品が必要になります。ジェル(意外と高い)、ジェルを塗る筆、紫外線で固める為のライトは必須です。そしてジェルネイルをする前にも、地爪のケアが必要なのでそのための用品も必要になってきます。
ひとつずつ揃えるのは手間ですが 、すぐに始められる「ジェルネイルキット」がネットでも購入できますし、必要な用品はすべて揃えることができます。
ジェルネイルで爪は痛むの?
ジェルネイルの下準備として、サンディングといって自爪の表面を軽く傷をつける工程があります。
このため爪が痛むのでは?と思われる人がいます。
サンディングは密着力を高めるために行うもので、ジェルの持ちや仕上がりを左右する大切な工程ですが、自爪のツヤを消す程度に行うものなので爪を傷めたりはしません。
ただし必要以上のサンディングは自爪が薄くなるので注意してください。
ジェルネイルとアクリルネイル(スカルプ)の違い
ジェルネイルとアクリルネイル(スカルプ)の大きな違いは「硬化方法」です。
ジェルを固めるには専用のライトでを当てる必要がありますが、逆を言えば、ライトを当てるまでなら何度でもやり直しができるのです。
スカルプは自然に固まってしまうのでやり直しができません。またアクリルネイルは刺激臭がかなり強くてセルフには向きません。
娘もよくリビングでスカルプの練習をしていましたが臭いが部屋に染みついてしまって困っていました。
初心者にとっては、ジェルは強い臭いはなくやり直しもできるので手軽に挑戦できます。
ジェルネイルの下準備 プレパレーションの手順
ジェルネイルのはじめに長持ちさせる下準備としてプレパレーションを行います。
甘皮の処理や密着力を高めるためのサンディングなどですが、とくにサンディングはしないとジェルが剥がれやすくなってしまいます。手を抜かずに丁寧に行いましょう。
<用意するもの>
- コットン
- エタノール
- メタルプッシャー(甘皮処理)
- エメリーボード(爪やすり)
- 目の粗いファイル(サンディング用爪やすり)
- ダストブラシ
- ジェルクリーナー
- プレプライマー(爪の消毒、ジェルの持ちがよくなる)
手と指を消毒する
手指が汚れていると、ネイルが剥がれやすくなります。
コットンにエタノールを含ませて、爪の周りを中心にきれいに消毒します。
甘皮を押し上げる
甘皮が爪の根元のキューティクルについていると、仕上がりの見た目も悪く、ネイルも剥がれやすくなってしまいます。
爪でちょっと押し上げてみてもわかりますが、普段から何も手入れしていないとこの部分が固くて、押し上げてやると白い薄皮がびっしりとついてますよね。
メタルプッシャーを濡らして甘皮に当て、優しく押し上げてやります。このときのメタルプッシャーの角度は、爪に対して45度です。
自爪の長さを整える
エメリーボード(爪やすり)で爪の長さを調節します。爪の先端にエメリーボードを当て、一定方向に動かして好みの長さに整えましょう。
両サイドの爪の角にエメリーボードを斜めに当てて削りながら丸みをつけます。左右対称になるように意識しながら仕上げるのがコツ!
爪の表面をサンディングする
目の粗いファイル(爪やすり)で爪の表面をサンディング(削る)し、爪のツヤを取ります。
表面に軽くキズをつけることでジェルが密着して剥げにくくなりますが、同じところばかりサンディングしないように気をつけて!
サンディングするときは、鉛筆を持つように、親指と人差し指の間で挟んで、中指で支えて持つのがコツです。
ダストで払う
ダストブラシを使って、爪についたダスト(汚れや削りカス)を払い落とします。
爪のキワや裏まで丁寧に払いましょう。
汚れをふき取る
コットンにジェルクリーナーを含ませて、爪についた汚れを拭き取ります。ハケを使い爪全体にプレプライマーを塗って爪表面の消毒をします。
プレプライマーを塗ることでとジェルが浮きにくく長持ちします。
ジェルネイル(一色塗り)のやり方
最初はシンプルにカラージェルで一色塗から挑戦しましょう。
手順を覚えて慣れてきたらグラデーションやフレンチなどの凝ったデザインにしていきましょう。
ストーンをプラスするだけでもとても華やかになりますよ。
マニキュアも同様ですが最初に塗るときは、爪の表面だけでなく爪の先端を囲むように内側も塗ることで剥がれにくくなります。
<用意するもの>
- ベースジェル
- カラージェル
- UVライト
ベースジェルを塗る
- 根元の中央にベースジェルを乗せて、爪先に向かって薄く伸ばします。
- 残ったジェルを広げるように、両サイドも爪先に向かって伸ばします。
- 塗り終わったらライトで硬化させます。
カラージェルを塗る
- マニキュアを塗る感覚で大丈夫、カラージェルを塗っていきます。中央は根元から爪先に向かって伸ばします。
- サイドも爪先に向かってカラージェルを伸ばしていきます。二度塗りするので、一度塗ったら(薄くなっても平気)ライトで硬化させます。
- 2度目を塗ったら塗り残しがないかよく確認してから再びライトで硬化させます。
トップジェルを塗る
- 同様にトップジェルを塗ります
- ライトで硬化させて終了です。
ジェルネイルのオフは面倒?
忘れてはいけないのがジェルネイルは持ちがいい、ということは、それだけ落とし方も簡単ではないということです。
除光液では無理です(笑)
手間が結構かかります。
簡単に説明するとコットンに専用のリムーバーを染み込ませて爪を一本ずつ覆ってからアルミホイルで密閉したあとウッドスティックで落とします。
ネイルサロンでは「オフ」といって、前回のネイルを落として手入れをしてくれます。
オフ代が必要で月に一度ジェルネイルをする、といのは「オフ代+ネイル代」が必要となるわけです。
セルフネイルをしてもオフしてもらうのはプロに任せる、という選択をされる人もいます。
ジェルネイルのオフのやり方
サロンでジェルネイルしたんだけど、剥がれてきちゃった。
セルフネイルしたけど、そろそろ違うデザインにしたい!
ジェルネイルは3週間~1か月でオフが必要になってきます。
でも、オフだけ行くのも面倒!
正しい手順で行えばジェルネイルは簡単に自分でオフできます。専用の溶液(ジェルリムーバー)を使ってジェルを溶かし、取り除く方法です。
<用意するもの>
- ジェルリムーバー
- メタルプッシャー
- ファイル類
- コットン
- アルミホイル
- キューティクルオイル
爪の表面をサンディングする
目の粗いファイルで爪の表面とエッジを軽くサンディングします。爪の表面に傷をつけることで、溶液が浸透しやすくなります。これをすることでオフの時間がかなり短縮されますよ♪
ジェルリムーバーをつける
コットンにジェルリムーバーを含ませて爪全体を覆い、アルミホイルを巻きつけます。
ジェルを取り除く
数分置き、ジェルが浮いてきたらメタルプレッシャーで取り除きます。ジェルが残ったらバッファーで軽くこすって取り除きます。
キューティクルオイルで保湿
オフした後、ジェルを付け直さない場合は、爪の表面を磨きキューティクルオイルを塗って保湿します。
ジェルネイル リペアのやり方(手直し) 意外と簡単!
ジェルネイルは数週間たつと、新しい爪が伸びてきます。この部分を修復して新しいジェルで手直しすることをリペアっていいます。
オフするのはもったいない!毎回オフすれば爪とお財布に負担がかかってしまいます(笑)
特に一色塗りの場合は簡単にリペアできちゃいます。セルフネイルを始めようと考えてるなら、まずセルフリペアを取り入れてみましょう。
<用意するもの>
- メタルプッシャー
- ファイル類
- ベースコート
- カラージェル
- ジェルブラシ
- ジェルクレンザー
- コットン
- キューティクルオイル
- ジェルライト
甘皮を押し上げる
メタルプッシャーの丸い方を根元に当てて、甘皮を優しく押し上げます。ここで手は抜かずサイドもしっかりと押し上げてくださいね。爪の輪郭もくっきりとしてきれいな爪の形になりますよ。
サンディングする
爪の表面全体をファイルでサンディングします。前回に塗ったジュルの厚みと新しく伸びた自爪との段差をなくす工程です。ここをきっちりするのとしないのでは出来上がりにグーンと差がでますよ。爪の長さも調整しておきます。
ベースジェルを塗る
指についたダストを取り払ったら、ベースジェルを塗ります。根元の中央から爪先に向かって薄く伸ばします。サイドもジェルを伸ばし、残ったジェルをエッジに塗ったらライトで硬化します。
カラージェルを塗る
根元の中央にカラージェルをのせて爪先に向かって薄く伸ばします。サイドも同様に、エッジもしっかりと塗って硬化します。
トップジェルを塗る
トップジェルも同様に塗り硬化させます。ジェルが固まったらコットンにジェルクレンザーを含ませ、爪をキレイに拭き取って完成です。
さいごに
「ジェルネイルのやり方!初心者でも楽しめるセルフネイル【準備からオフまで】をお伝えしました。
本番のジェルネイルよりも下準備のプレパレーションが少し大変に思えるかもしれませんね。でもキレイに仕上げるために下準備はとても大切です。最初は上手くできなくても積み重ねていくうちにきっと満足できるほど上手にできるようになりますよ♪
▼関連記事▼