カリンは秋に堅い実をつけます。友人からカリンとユズをいただいたので、早速果実酒を作ってみました。
カリンは果肉が堅いのと酸味と渋みが強いため生でそのまま食べるには向いていません。果実酒や砂糖漬け、ジャムなどに使用されることが多いです。
そしてカリンは古くから、咳の特効薬としても重宝されています。もし生の果実が手に入れば咳止めの予防薬としてカリン酒を作ってみるのもいいですね♪
香りと酸味と渋みが溶け合った、美味しくて飲みやすいカリン酒は作り方もとっても簡単ですよ。今回は「カリン酒の作り方!咳止めの特効薬?花梨の効能を知れば美味しさも倍増」をお伝えします。
▼その他果実酒の作り方について▼
カリンの効能は?
咳の特効薬として古くから重宝されているカリンの実にはリンゴ酸、クエン酸、タンニン、サポニンが含まれています。これらの成分には咳止めの効果があるので、のど飴の成分としても利用されています。
カリン酒は、せき止めや喘息の予防になりますが
アルコールはどうかな?
子供には向いてないんじゃないかな?
と心配になってきますね。
子供さん向けには「カリンの砂糖漬け」が簡単にできますよ。
カリン3個、砂糖(できたら黒砂糖)200g
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カリンの砂糖漬けの作り方
①カリン1㎝厚みの輪切りにする
②鍋に入れひたひたの水を加えて柔らかくなるまで煮る
③砂糖を加えてさらに煮詰める
一日一切れずつ食べる
カリン酒の作り方
友人からカリンをいただいたのでカリン酒作りを初挑戦しました!
カリンはたわしでよく洗ってザルに入れて2~3日置いておきます。表面に蜜がにじんでくるとカリン酒作りスタートです♪
カリン 1kg
角砂糖 200g
ホワイトリカー(35度) 1.8ℓ
作り方
①カリンは水洗いし、ペーパータオルでよく水けを取って1cm厚さの輪切り(ざっくりでいいです)にします。種が5つ並んでいますね。この種は取り出さないでこのまま漬け込みます。
②消毒した広口の保存瓶に輪切りにしたカリンを並べます。
③角砂糖は甘めにしたかったので300gいれました。
④ホワイトリカーを注いで密封し、冷暗所に保管します。6ヶ月から1年熟成させます。
(健康酒として飲む場合は一日30mlまで)
カリン酒は一か月で飲めるようになりますが、6ヶ月から1年熟成させるのがベストですよ。1年熟成させる場合でもカリン半年で取り出します。が、ジャムとして活用できます。
カリン酒から取り出したカリンは?
カリン酒から取り出したカリンはジャムとして活用できます。
①かりん酒から、かりんを取り出したカリンを角切りにしてグラニュー糖をまぶす
②しばらく置いて水が出てきたら水を少し加えてミキサーに粗目にかける
④ミキサーから取り出したカリンを鍋に入れて煮詰めていく
⑤レモン汁や砂糖をお好みで追加する
半年後にはジャム作りに挑戦したいと思います!
さいごに
「カリン酒の作り方!咳止めの特効薬?花梨の効能を知れば美味しさも倍増」をお伝えしました。
カリン酒の作り方はとても簡単でした。熟成するまで半年以上かかるのでうまく出来上がるか
今後も途中経過を報告していきたいと思います。