一年を通じて、日本にはさまざまな行事や季節の節目があります。子どもや家族と一緒に楽しむ伝統行事や、暮らしの中で意識したい季節の変化を知ることで、毎日の生活がより豊かで彩りあるものになります。1月から12月までの主な行事や季節の言葉をまとめ、家族や自分の暮らしに取り入れるヒントを紹介します。
1月
1月は新年を祝う行事が集中する月です。初詣で健康を祈り、おせちや七草がゆ、鏡開きなどで一年の無病息災を願います。寒さや乾燥対策も大切な時期で、行事と生活を組み合わせて季節を丁寧に過ごせます。
お正月（初詣・お年玉・おせち）
お正月は一年の無事と幸せを願う節目。初詣で一年の健康や家族の平安を祈り、お年玉で子どもたちも笑顔になります。おせちは縁起の良い意味が込められた料理が並び、年の始まりにふさわしい華やかさ。特別な料理や家族だんらんをゆっくり楽しみ、気持ちを切り替える大切な行事です。
七草がゆ
1月7日は五節句の一つ、人日の節句にあたり、七草がゆを食べて無病息災を願います。正月料理が続いた体をいたわる意味もあり、胃腸を休める節目としてもぴったり。春の七草を刻んだ素朴なおかゆは、年の始まりに季節を感じられる味です。家族で一年の健康をあらためて祈る日でもあります。
成人の日
成人の日は、大人として社会へ踏み出す節目を祝う日。式典に参加したり、記念写真を撮ったりと新しい門出を応援する過ごし方が一般的です。振袖やスーツなど装いに気を配ることも多く、家族にとっても思い出に残るイベント。成長を実感し、これからの人生にエールを贈る一日になります。
鏡開き
1月11日は鏡開き。お正月に飾った鏡餅を下げ、無病息災を願いながらいただく行事です。刃物で切らず、手や木づちで“開く”のが伝統とされ、願いを断ち切らない意味が込められています。お汁粉や雑煮でいただくのが定番。飾りをはずすことで正月が一区切りつき、生活が通常モードに戻ります。
冬の体調管理（風邪・乾燥対策）
1月は気温や湿度が下がり、風邪や乾燥が気になる季節。加湿や保湿を意識したスキンケア、あたたかい食事、免疫力を高める生活リズムなど、体を守る工夫が役立ちます。また寒さで縮こまりがちな体をほぐす習慣を取り入れることで、冬を快適に乗り切る準備に。年の始まりに体調を整えることで、その後の過ごし方が安定します。
2月
2月は節分や建国記念日、天皇誕生日、バレンタインなど行事が多く、冬の暮らしと春の兆しを意識する時期です。寒さ対策や乾燥ケアをしながら、家族で季節の節目を楽しむことができます。
節分
節分は、立春の前日に行われる季節の区切りの行事。豆まきで邪気を払い、家の中に福を呼び込みます。恵方巻きを食べるなど地域や家庭で過ごし方はさまざま。冬から春へのバトンが渡るタイミングに心を整え、一年の始まりを気持ちよく迎えるきっかけになります。
建国記念の日・天皇誕生日
2月には日本の国にまつわる二つの祝日があります。建国記念の日は、国家の誕生に思いを寄せる日として2月11日に、天皇誕生日は令和では2月23日に制定されています。歴史や文化に目を向けるきっかけとなり、普段の祝日とは違う落ち着いた過ごし方ができる時期です。
バレンタイン
愛情や感謝を伝えるイベントとして親しまれるバレンタイン。チョコレートだけでなく、友人や家族へ贈り物をする楽しみ方も広がっています。手作り・市販どちらでも気持ちが伝わるのが魅力。プレゼント選びを楽しみながら、人とのつながりを振り返る日になります。
冬の美容（乾燥ケア・温活）
2月は肌の乾燥が特に気になりやすい季節。入浴や保湿を丁寧に行うほか、血行を促す温活食材で体の内側からケアするのも効果的です。寒さで不調を感じやすい時期だからこそ、小さな積み重ねで調子を立て直すのにぴったり。春の肌を整える準備期間にもなります。
3月
3月はひな祭りや卒園・卒業、春分・お彼岸など、春の訪れと節目を感じる行事が多い月です。花粉や季節の変化で体調や肌のケアも必要で、家族で行事を楽しみながら季節感を暮らしに取り入れられます。
ひな祭り
女の子の健やかな成長を願う、3月3日の伝統行事。雛人形を飾ったり、ちらし寿司や菱餅など縁起のいい食べ物を楽しんだりします。春を迎える華やかな行事で、家族で季節の移り変わりを感じられるのも魅力。準備は難しくなく、家庭のスタイルに合わせて気軽に取り入れられます。
卒園・卒業
春は、子どもも大人も新しい生活に踏み出す節目。卒園式・卒業式では式典にふさわしい服装や記念撮影など、準備することが多い時期でもあります。気持ちが忙しくなりがちな月ですが、一つの区切りをしっかり振り返ることで、次のスタートに良い流れが生まれます。
春分・お彼岸
3月の春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる自然の節目。前後の1週間は“お彼岸”として、先祖に感謝し、お墓参りをする習わしがあります。家族やご先祖とのつながりを静かに感じる、落ち着いた春の行事。忙しい日常の中で、心を整える時間にもなります。
花粉・春先の肌トラブル
花粉が増え始め、肌のムズムズや赤みが気になりやすい季節。低刺激のスキンケアやこまめな保湿、帰宅後の洗顔など、小さな習慣が症状を和らげてくれます。春に向けて肌の調子を立て直すなら最適の時期。スキンケアを見直すだけでも過ごしやすさが変わります。
4月
4月は入園・入学や花見、春の衣替えなど、新生活と春の自然を感じる行事が重なる月です。生活リズムを整えつつ、桜や衣替えで季節を実感し、家族で快適で心豊かな春を過ごせます。
入園・入学・新生活
4月は生活リズムが大きく切り替わる時期。子どもも大人も新しい環境に慣れるまでは疲れやすいので、朝の支度や帰宅後の動きを決めておくと毎日がスムーズになります。持ち物や書類などは早めに整理しておくと、スタートが安心です。
花見
桜が咲き、春らしさを満喫できる季節。お弁当を持った本格的なお花見だけでなく、通勤中や散歩の途中に桜を眺めるだけでも季節の移ろいを感じられます。写真に残しておくと思い出にもなり、翌年の楽しみも広がります。
春の衣替え・収納の工夫
気温が安定してくる4月は衣替えに最適。冬物をしまうときは「来年着るか」を確認しながら整理するとムダが減ります。湿度が上がる季節に向け、除湿剤の見直しや収納の手入れをしておくと、衣類の傷みを防げます。
5月
5月はこどもの日や母の日、ゴールデンウィークなど、家族で祝いや休暇を楽しむ行事が集中する月です。春の緑や花を感じながら、子どもの成長を祝ったり、母への感謝を伝えたりして、生活に彩りを加えられます。
こどもの日（端午の節句）
5月といえば、やっぱり“こどもの日”。男の子の節句…というイメージがありますが、今では「こどもの成長を喜ぶ、家族で楽しむ日」として定着しています。空に泳ぐこいのぼり、鎧飾りや五月人形、菖蒲湯など、季節を感じる風習がいっぱい。柏餅やちまきを囲んで、家族でゆっくり過ごすのもいいですね。
母の日
5月第2日曜は母の日。カーネーションやプレゼント、手紙など、感謝を形にして届ける日です。普段言えない気持ちを伝える良い機会で、家族のコミュニケーションが深まります。暮らしの中の小さなお礼でも十分気持ちが伝わります。
ゴールデンウィーク
4月末から続く大型連休は、1年でもっともレジャーが盛り上がる期間。家族で旅行、日帰りドライブ、公園でピクニックなど、外の空気を季節と一緒に楽しめるタイミングです。行楽地は混雑しやすいので、早めのお出かけ計画や、並ばなくて楽しめる近場スポットも候補にしておくと気持ちに余裕が生まれます。
八十八夜
立春から数えて88日目が「八十八夜」。昔から“夏への入り口”とされ、お茶の茶摘みが最盛期を迎える時期。八十八夜の新茶は香り・うまみ・爽やかさが格別といわれ、縁起の良い季節のものとして親しまれてきました。
梅雨前の準備(カビ・湿気対策)
雨の多い時期に入る前に、窓まわりや押し入れ、浴室など湿気がこもりやすい場所を確認しておくと安心。換気や除湿アイテムの見直し、洗濯スペースの使い方などを整えることで、梅雨を快適に過ごしやすくなります。
6月
6月は梅雨入りで湿気が増える時期。カビや部屋干しの対策をしながら、父の日もあり家族のつながりを意識する月です。生活環境を整え、家族で過ごしやすい工夫を取り入れることで快適な暮らしを保てます。
梅雨入り
6月は一年の中でも雨が多く、“梅雨入り”という季節の区切りがあります。じめっとした空気に気持ちが沈みがちですが、紫陽花が色づき、雨音が心を落ち着かせてくれるなど、この季節ならではの楽しみも。洗濯物が乾きにくくなるので、部屋干し用の洗剤や除湿アイテム、サーキュレーターなどを上手に使うとストレスがぐっと減ります。
父の日
6月には“父の日”があります。母の日に比べると控えめな印象もありますが、家族の時間をつくる絶好の機会。好みのドリンク・晩酌セット・靴下・おつまみなど、無理のない範囲で感謝を形にするだけでも十分です。外食よりも、いつもの夕飯にひと品プラスしたり、メッセージカードを添えたりと、ささやかな工夫が温かい記憶になります。
衣替え
6月は「衣替え」の季節。冬物や春物をしまい、夏服へバトンタッチするタイミングです。服だけでなく、寝具やラグ、カーテンなども軽やかな素材に変えると、部屋の空気が一気に夏モードに。収納前に衣類を洗ったり、クリーニングやファブリックケアをしておくと、次のシーズンに気持ちよく使えます。
夏至
二十四節気のひとつ「夏至（げし）」。一年の中で昼がもっとも長い時期で、太陽の力が強まる季節。海外では夏至祭が行われたり、灯りを楽しむ習慣があったりと、季節の節目として親しまれています。夕暮れが遅いこの時期は、散歩や日が落ちてからの買い物など、1日の使い方を広げてくれます。照明を少し落として、初夏の静かな夜を過ごすのも気持ちが整うひとときです。
7月
7月は七夕や夏祭り、海の日など、夏の行事が本格化する月です。紫外線対策や夏のスキンケアを意識しながら、家族でイベントを楽しむことで季節感を感じ、健康にも配慮しながら夏を快適に過ごせます。
七夕
7月といえば七夕。織姫と彦星が年に一度出会うという伝承があり、短冊に願いごとを書いて笹に飾る、日本らしい風情のある行事です。幼稚園や学校でもよく行われ、家で親子時間をつくるきっかけにも。簡単な笹飾りや紙工作で過ごすのも楽しく、家にある材料でも十分。
海の日
7月には祝日の“海の日”があります。海の恵みに感謝し、海について思いを寄せる日です。海水浴・マリンスポーツ・ドライブなど、夏のレジャーが本格化するタイミングでもあります。家族で出かける時間をつくるきっかけになる一方、天候や紫外線対策が欠かせない季節。持ち物を整えておくと、安心して遊べます。
夏祭り・花火
7月下旬から各地で夏祭りや花火大会が開催され、夏の雰囲気を楽しめる季節です。屋台や浴衣でのお出かけは子どもも大人もワクワクする体験になります。混雑や暑さ対策を意識すると、より快適にイベントを楽しめます。
小暑と大暑｜暑さが本格化する節目
二十四節気では、7月に「小暑（しょうしょ）」と「大暑（たいしょ）」がめぐってきます。小暑は“いよいよ夏が始まる”ころ、大暑は“一年でもっとも暑さが厳しい時期”。暑さが体に負担をかけやすいため、熱中症や冷房の使い方が暮らしの課題になってきます。経口補水液の常備や冷房や扇風機の併用、カーテンやすだれで日射を和らげるなど、小さな工夫が快適さにつながります。季節の節目を知ることで、早めの対応ができるのがメリットです。
夏のスキンケア(紫外線・汗対策)
7月は紫外線量が一年でもトップクラス。汗で保湿が足りているように感じても、肌は意外と乾燥しやすく、日焼け・ごわつき・毛穴の開きなどのトラブルが出やすい時期です。日焼け止めは朝だけでなく、外出中も塗り直すのがポイント。帰宅後は、いつもより優しいクレンジングとしっかり保湿をして、熱を持った肌を落ち着かせるケアを。
8月
8月はお盆や夏休みで家族の時間が増える月です。暑さ対策や汗で崩れやすいメイクへの工夫をしながら、イベントやレジャーを安全に楽しむことで、夏ならではの暮らしや思い出を充実させられます。
お盆
8月といえばお盆。ご先祖さまの霊をお迎えし、家族で手を合わせる、日本の暮らしに深く根付いた行事です。地域によって始まりや過ごし方はさまざまですが、盆提灯や迎え火を準備したり、お墓や仏壇にお参りをするのが一般的。帰省が増え、家族が集まる時期でもあります。
夏祭りや花火大会
全国で花火や夏祭りが多く開かれ、8月は“日本の夏”を満喫できる季節。浴衣を着たり、屋台をめぐったり、気軽な非日常感が楽しめます。小さな町内の祭りも、子どもにとっては大切な思い出になるもの。暑さが厳しいため、水分補給やクールアイテムなどの準備が欠かせません。
夏休み後半
夏休みも後半に入り、「宿題」「自由研究」「生活リズム」が家庭の悩みになりがち。9月が近づくと、気持ちも体も素早く通常モードへ戻す人が多くなります。朝起きる時間を徐々に戻したり、献立を整えたり、軽めの生活習慣リセットを。
立秋と処暑
8月には二十四節気の「立秋」「処暑」がめぐります。立秋は“秋の入り”とされる節目で、まだまだ暑いものの、夕方の風や虫の声に少しずつ季節の移ろいが現れます。処暑は“暑さが落ち着き始めるころ”。暦を知ると、小さな季節の変化に気づけて、日々に余裕が生まれます。昔は暑中見舞いと残暑見舞いの切り替えの目安にも使われ、礼儀や手紙文化とも関わりが深い言葉です。
暑さ対策・汗のメイク崩れ
8月は暑さと湿気がピークとなり、体にも肌にも負担がかかりやすい時期。外出時は熱中症対策として、水分補給・帽子・日傘などで体温上昇を抑えることが大切です。また、汗によってファンデーションや眉が落ちやすくなるため、朝のメイクは“崩れにくい土台づくり”を意識。皮脂を抑える下地や、薄づきベースに仕上げると汗をかいてもヨレにくく、こまめにティッシュオフするだけで持ちがよくなります。暑さに対する工夫とメイクの見直しを知っておくと、夏のお出かけも快適に。
9月
9月は敬老の日やお彼岸、スポーツの日など、秋の訪れを意識する行事が多い月です。季節の食材や外出の工夫を取り入れながら、家族で健康や感謝を意識した過ごし方をすることで、暮らしに豊かさを加えられます。
防災の日
9月1日は防災の日。1923年の関東大震災がきっかけで制定され、災害への意識を高める日として全国で防災訓練や備蓄の見直しが行われます。非常食や持ち出し袋の確認、家族との連絡方法、避難場所の確認など、暮らしに直結する備えをするのにぴったり。9月は台風や大雨が増える時期でもあり、安心して暮らすための行動につなげたい季節の行事です。
重陽の節句
9月9日は重陽（ちょうよう）の節句。五節句のひとつで、古くから「菊の節句」として長寿や健康を願う行事です。菊酒を楽しんだり、菊を飾ったりして、秋の訪れと季節の節目を感じる習慣が伝わっています。現在では知名度はやや低いものの、落ち着いた季節の行事として再び注目されている存在。暮らしにさりげなく菊を取り入れるだけでも、季節を感じる素敵な行事になります。
敬老の日
敬老の日は、高齢の家族やお世話になっている人へ感謝と長寿を祝う日で、毎年9月の第3月曜日に行われます。お祝いの仕方はさまざまで、食事会をしたり、贈り物を渡したり、自宅でゆっくり過ごすなど家庭ごとにスタイルがあります。あらためて伝えるのは照れくさい気持ちがあっても、この日をきっかけに感謝を言葉にすると気持ちが温かくなるもの。
お彼岸
お彼岸は秋分の日を中心とした7日間に行われる行事で、先祖を敬い感謝を伝える日本ならではの習慣。この期間にはお墓参りをしたり、仏壇にお供えをしたり、ぼたもち・おはぎをいただく家庭も多く、気持ちを落ち着けて過ごす時期とされています。暑さが和らぎ、季節が秋へ変化する頃でもあり、生活のリズムを整える良いきっかけにも。
秋の味覚
秋は、さつまいも・かぼちゃ・きのこ・鮭など、栄養豊富な旬の食材が揃う季節です。季節の味覚を取り入れることで、体調を整えたり、美容や健康を意識した食生活を楽しめます。料理法も簡単な煮物や焼き物、炊き込みご飯など、日常の献立に無理なく取り入れやすいのが魅力です。旬の食材を使ったレシピを知っておくと、家族の食卓が豊かになり、栄養バランスも整いやすくなります。
10月
10月はハロウィンや秋の乾燥スキンケアなど、秋の行事と生活習慣を意識する月です。季節の変化に合わせた工夫をすることで、家族で外出やイベントを楽しみながら、健康や美しさも守る暮らしが整います。
スポーツの日
スポーツの日は、健康や体力向上を願い、スポーツに親しむ日で、10月の祝日（旧10月第2月曜日）に行われます。学校や地域では運動会やウォーキングイベントなどが開かれ、家族や友人と体を動かす機会になります。日常で運動するきっかけにもなり、生活習慣改善や体調管理のヒントとしても役立ちます。
勤労感謝の日
勤労感謝の日は、働く人々の努力に感謝し、互いの労をねぎらう日として11月23日に行われます。家族や職場で「ありがとう」の気持ちを伝えたり、家事や仕事を分担して感謝を形にすることもできます。日頃の忙しさに追われる中でも、この日をきっかけに労働や暮らしの見直しができ、心にゆとりを生む機会となります。
ハロウィン
ハロウィンは、仮装やかぼちゃを使った飾り付け、イベント参加などで秋を楽しむ行事です。10月31日に行われ、子どもから大人まで幅広く盛り上がります。自宅で飾りを作ったり、ハロウィン風のおやつを用意するだけでも季節を感じられる時間に。意味や由来を知っておくと、イベントをより楽しめ、家族や友人と過ごす工夫にも役立ちます。
秋の行楽
10月は気候が落ち着き、外で過ごすのが心地よい季節。紅葉を見にドライブやハイキングへ出かけたり、キャンプや公園ピクニックなどアウトドアが充実します。秋は食べ物が美味しい時期でもあり、栗・さつまいも・きのこ・新米など“旬の味覚”を楽しめるのも魅力。お弁当に秋の味覚を取り入れたり、産直市場に寄って季節の食材を探すのもおすすめ。自然を感じながら、家族で秋ならではの味と景色を満喫できる時期です。
衣替え（秋冬）
朝晩の冷え込みが強まる10月は、秋冬物への衣替えにぴったり。ニットやコート、厚手のインナーなど、寒さに備えた服支度をしておくと安心です。夏服は汚れを落として収納し、来年も気持ちよく着られるようケアしておくのがポイント。クローゼットの整理も同時に行えば、必要な服が取り出しやすくなり、暮らしの快適さもアップ。加湿器や毛布など、冬の室内アイテムを出し始めるタイミングとしてもちょうどいい時期です。
秋の乾燥スキンケア
10月は気温と湿度が下がり始め、肌の乾燥が気になる時期です。保湿を意識したスキンケアや、夏の疲れが出やすい肌を整える習慣が大切。化粧水・乳液・クリームでしっかり保湿するだけで、冬に向けた肌の準備になります。日常に取り入れやすいケア方法を知っておくと、秋以降の肌トラブルを防ぎやすく、快適な肌で過ごせます。乾燥対策や秋の美容習慣の記事へ誘導しやすい内容です。
11月
11月は七五三や文化の日、勤労感謝の日など、秋の行事が多い月です。紅葉や旬の食材を楽しみながら、子どもの成長や文化・感謝を意識した暮らしを家族で実践することで、生活に季節感と豊かさを取り入れられます。
文化の日
文化の日は、自由と平和を愛し、文化や芸術に親しむ日として11月3日に行われます。美術館や博物館の入場無料日や地域の文化イベントも多く、家族で秋の文化を楽しむ絶好の機会です。普段は行けない施設を訪れるきっかけにもなり、生活にちょっとした学びや感性を取り入れられます。文化の日におすすめのイベントや過ごし方の記事へ誘導できます。
七五三
七五三は、3歳・5歳・7歳の子どもの成長を祝い、健康と幸せを願う日本の伝統行事で、11月15日前後に行われます。神社に参拝したり、晴れ着で写真を撮る家庭が多く、家族でお祝いの時間を楽しむきっかけにもなります。時期や衣装、参拝のマナーを知っておくと、準備がスムーズで思い出に残る一日になります。
勤労感謝の日
勤労感謝の日は、働く人々の努力に感謝し、互いの労をねぎらう日として11月23日に行われます。家族や職場で「ありがとう」の気持ちを伝えたり、家事や仕事を分担して感謝を形にすることもできます。日頃の忙しさに追われる中でも、この日をきっかけに労働や暮らしの見直しができ、心にゆとりを生む機会となります。
秋の美容
11月は気温と湿度がさらに下がり、肌の乾燥が本格化する時期です。保湿を強化し、栄養豊富な秋の味覚を食事に取り入れることで、美容と健康を同時にサポートできます。化粧水・乳液・クリームを使った基本のケアや、体の内側から整える方法を知っておくと、寒さが増す冬も快適に過ごせます。
12月
12月は冬至、クリスマス、大掃除、正月準備など、一年の締めくくりと新年への準備が重なる月です。寒さや乾燥対策を意識しつつ、行事を楽しみながら家族で過ごすことで、季節感を感じつつ心豊かに年末を迎えられます。
冬至
冬至は、太陽の力が最も弱まる日で、健康や無病息災を願う日本の伝統行事です。毎年12月21日頃に行われ、ゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりして季節の変化を感じます。冬至の習慣を知っておくと、体調管理や寒さ対策の参考になり、家族で楽しむ工夫にもなります。
クリスマス
クリスマスは、12月25日に家族や友人と過ごす祝日で、飾りつけや料理、プレゼント交換を楽しむ時期です。イルミネーションや手作りの飾りで季節感を味わいながら、心温まるひとときを演出できます。イベントの意味や過ごし方を知っておくと、準備がスムーズで、家族や友人との時間がより思い出深くなります。
年末の大掃除
年末の大掃除は、一年の汚れを落として新しい年を迎える大切な習慣です。12月末にキッチン・浴室・リビングなどを計画的に掃除し、整理整頓を行うことで気持ちよく新年を迎えられます。掃除の手順やコツを知っておくと、効率的に進められ、家族と協力して楽しく片付けられます。場所別掃除方法や便利グッズの記事へ自然につなげられます。
正月準備（しめ飾り・年賀状・おせち）
正月準備は、新しい年を清々しく迎えるための大切な行事です。12月中にしめ飾りや門松を整え、年賀状を書き、おせちの準備をする家庭も多く、家族で協力して進めることがポイント。準備の流れや意味を知っておくと、慌てずに整えられ、季節の節目を丁寧に過ごせます。しめ飾りや年賀状、料理の準備方法をまとめた記事へ自然につなげられます。
まとめ
年間を通して行事や季節の言葉を意識することで、暮らしにリズムが生まれ、家族での時間や自分の生活をより丁寧に楽しめます。
大きな行事だけでなく、季節の移ろいに合わせたちょっとした工夫も、日々の暮らしを豊かにしてくれます。この記事を参考に、毎月の行事や季節の楽しみを取り入れてみましょう。
