お祝いに花を贈るとき、たくさんの種類の中からどんな花を選ぼうかと悩みますよね。
お祝いに贈り物を考えたとき、花は最も無難といえますが、花選びが上手にできれば最もおしゃれな贈り物ともなります。
日本ではお花をプレゼントする習慣はあまりありませんでした。今では母の日に生花を贈ることは当たり前になっていますが、大切な人の特別な日には生花を贈って一緒に思い出を作りたいですね。
今回は「お祝いに贈る花の種類と選び方は?大切な人に相応しいおしゃれな花の贈り方」をお送りします。
お祝いの花の贈り方のマナー
贈り物をするときに何を贈るか迷ったときには花を贈る、という人も多いのではないでしょうか。
私も独身の頃、一度だけ抱えきれないほどの大きな花束を頂いたことがあります(^^)
自宅に贈られたのですが、私が留守だったので代わりに受け取った母からすごいテンションで勤務先へ電話がありました。「花が~、すごい花が~・・」
花を贈って頂いた方とは残念ながらご縁がありませんでしたが(>_<)
この時に頂いた花束は母との共通の一生の思い出となっています。
花を贈られて嫌な気分になる人はいないと思いますし、かなりのインパクトを与える武器ともなり得ます(^^)
ただし一般的にはお祝いの花には向かない花、贈ると失礼に当たる花もあります。
お祝いには身近なものとして誕生日祝いや父の日、母の日などがありますし、
他にも還暦祝い、新築祝い、出産祝いなどがあります。
相手に喜んでもらうためには、様々なお祝いの場面に相応しい種類の花を選ぶことが大切です。お祝い花を贈るときのマナーを知っておきたいですね!
白い和菊やカーネーションはお悔やみのイメージを持つ花なのでお祝いに贈る花には向いていません。お祝いの花には晴れやかなイメージを持っている花を選びましょう。
バラや欄、ユリの花が相応しい花といえます。ただし香りの強い花や花粉を飛ばす花は注意が必要です。ユリやグロリオサは生花店で花粉を取ってもらいましょう。花を贈るときは花の特性を知って選びたいですね。
お祝いの花の選び方
母の日や誕生日祝いなどはブーケにして直接手渡しするとインパクトもあってうれしいものです。新築祝いや開店祝いではそのままでも飾れるように花かごにアレンジされたものがおススメです。
母の日
母の日には赤いカーネーションを母に贈るのが定番です。そして華やかな薔薇やチューリップも人気です。お母さんのイメージに合った花を選びましょう。
生花店では特に母の日には特別にアレンジメントした花が用意されています。赤いカーネーションとバラを組み合わを花束にしたりバスケットやボックスの中に入れるとお洒落ですよ。
何を選ぼうか迷ったときは、ランキングでまず何が人気なのかをチェックしてみましょう。
花言葉も参考にして選ぶといいですよ!
- 赤いカーネーション「母の愛」
- 赤い薔薇(あなたを愛します)
- ピンクの薔薇(感謝)
- 白い薔薇(尊敬)
- 赤いチューリップ(愛の告白)
- 紫のチューリップ(永遠の愛)
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父の日
父の日には黄色いバラやひまわりの花が人気です。母の日に比べると父の日に生花を贈る人はあまり多くはないのは、まだまだ定着してないからでしょうか。
父親には花は渡しづらいのでしょうか?でもプレゼントと一緒に小ぶりのブーケにすれば贈りやすいと思いますよ。
黄色には幸せ、富貴という意味を持っているため黄色が父親のイメージカラーとなったのだそうです。
黄色いバラの花言葉には「美」「献身」など良い意味を持ちますが、他にも「嫉妬」「薄れいく愛」などの意味を持っています(>_<)
少し残念な花言葉ですが、黄色いバラは高貴なうえパワーも感じられる花です。ピンクのバラなど他の花と組み合わせて贈ってはいかがでしょう。
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誕生日祝い
大切な人にとって特別な日といえば誕生日ですね。誕生花を使ってアレンジした花束をプレゼントしませんか?
誕生花は本来は365日、それぞれの花がありますが、一月の花、二月の花、三月の花として12ヶ月の花があります。
若い女性は占いって好きですし、自分の誕生日の花とその意味を知ることは特別な思いがあるように感じて嬉しく感じるものです。
花によっては好みでなかったり地味に感じる花もあるかもしれませんから 他の花と組み合わせて華やかな雰囲気になるようにアレンジをしてみましょう。
誕生月の花と花言葉
- 1月の誕生月の花 シンビジウム『飾らない心』
- 2月の誕生月の花 フリージア『純潔』
- 3月の誕生月の花 チューリップ『思いやり』
- 4月の誕生月の花 桜『優美な女性』
- 5月の誕生月の花 すずらん『純潔』
- 6月の誕生月の花 薔薇『愛』
- 7月の誕生月の花 ユリ『無垢』
- 8月の誕生月の花 ひまわり『『崇拝』』
- 9月の誕生月の花 ダリア『威厳』
- 10月の誕生月の花 ガーベラ『希望』
- 11月の誕生月の花 シクラメン『愛情』
- 12月の誕生月の花 ポインセチア『祝福する』
出産祝い
ベビー向けの小さな花束、ベビーブーケが人気です、
柔らかな色調でまとめた花束をプレゼントの品物と一緒に贈るのはいかがでしょうか。
出産祝いは母子が退院した後に贈ります。生後30日以内に贈るのがマナーです。
還暦祝い
最近では、還暦祝いには赤いバラを60本贈るというのも知られるようになりました。赤は還暦を象徴する色なのですが、60本という年齢の数が花束にするとボリュームも感じられますよね。
バラの華やかさもあってプレゼントされると喜びも大きいものです。予算は1万5千円~3万円程度。子どもたちで費用を出し合って花の贈り物をするのもいいですよね。
開店祝い
開店祝いに贈る花では一番人気なのが胡蝶蘭です。開店祝いに鉢植えが好まれるのは「長くそこに根付く」という意味があるためです。
華やかさもあるので喜ばれている胡蝶蘭の花言葉は『幸福が飛んでくる』なので縁起物としてもこれ以上のものはありません!
店の前に立てるスタンド花は人目を惹きやすくお店へと誘導する役割も持っていますし、 立札には贈り側の名前も書きますから宣伝にもなるので開店祝いにはふさわしいものです。
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さいごに
インターネット通販を利用しても、お祝いに演出を凝らした生花や観葉植物を探すことができます。
お花とお菓子を組み合わせたものやワインをセットされたものなどがあるのでプレゼントの幅も広がってきますね。普段はなかなか言葉にできない気持ちを花が変わって伝えてくれますよ。
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