お気に入りのセーターが、洗濯したら縮んじゃった（泣）
こんな経験ありませんか？
以前お気に入りのセーターをクリーニングに出したら縮んでしまっていたのでとてもショックでした。シミも落ちてなかったしで、それ以来セーターは手洗いにしているんです。
でもセーターの洗濯方法がよくわからない、という人は意外と多いみたいです。
セーターは裏地がついていないので家でも手軽に洗濯できます。ちょっと手間はあるけれど、縮ませないように対策しておくことが大切になってきます。
今回は「セーターの洗濯方法を伝授！自宅でできるお気に入りニットの縮まない洗い方」をお伝えします！お気に入りのセーターが長く着られるように洗い方の基本を押さえておきましょう。
セーターの洗濯方法：ウールのセーターの洗い方
ウールのセーターの洗濯方法はぬるま湯で手洗いそして押洗いです。
押し洗いは手洗い方法のひとつで、セーターの中に洗剤液を含ませていくように押し付けたり緩ませるようにして洗います。押し洗いは、ウールのセーターの他には麻製品を洗うときに行ないます。
洗剤液の温度は３０℃にしてすすぎ液も同じ水温で洗うことでセーターの縮みを防いでふんわりと
仕上がります。
時間をかけて洗うと縮むので、とにかく手早く洗い、最後の脱水までを５分ほどで済ませることがウール洗いのコツです。
セーターの手洗い方法
①洗い上がりの際に、伸び縮みの調整をするため、洗う前にセーターの型を紙に写しておく
②シミがついている場合はスポンジに洗剤の原液をつけてたたき洗いしておき、毛玉などもとる
③30℃の湯に中性洗剤を溶き、たたんだセーターを入れて10～20回、軽く押し洗いする
④20秒ほど脱水し30℃の湯で押し洗いしながらすすぎ、バスタオルで巻いて30秒脱水機にかける
⑤①の型紙の上に広げて寸法をきっちりと合わせる
⑥タオルの上に形よく広げて、日光のあたらない場所で平らなまま陰干しにする
アクリルセーターの洗い方
アクリルセーターは洗濯機で気軽に洗うことができます。
ただしアクリルセーターは静電気を起こしやすいために汚れがつきやすく、洗濯すると毛玉ができやすいという欠点があります。
洗濯機で洗えますが、アクリルのセーターを洗うときは、裏返しにして弱アルカリ性洗剤を使ってぬるま湯で洗います。
静電気防止のために柔軟剤を使用しましょう。
手洗いしたセーターの脱水の仕方
脱水機に入れるときはきちんとたたんでネットなどに入れると、セーターの型崩れを防いで縮みにくくなります。脱水の限度は30秒。
タオルに巻いて脱水させる方法よりも脱水機にかけるほうが確実に水分が抜けるので、平干ししても乾きやすいので縮みにくくなります。
セーターの干し方
平らに干して型くずれを防止！
洗濯物はつるして干すと水分が上から下へと落ちるため、その重量で下が伸びてしまいます。
特にウールのニット類は水分が多く含まれるので繊維が伸びて形くずれしてしまいます。
これらを防ぐには平ら干しが最適。風呂のフタなど平らな台の上にタオルを敷いてその上に広げてほします。
薄手のセーターは厚みのあるハンガーでつるして干しても大丈夫です。
セーターの裾や袖のゴム編み部分の伸び防止
セーターの裾や袖のゴム編み部分が伸びてしまうのは、洗った後にハンガーに干してしまったのが原因です。
含んでいる水分は下へ下がっていって裾や袖の先に水分がたまっていきます。その重みで伸びてしまいます。厚手のセーターを干すときは平干しで干しましょう。
セーターを洗う前にはゴム編みの部分の上下を糸で縫い縮めておいたり、袖の部分を輪ゴムで巻いておくことで伸びを防ぐことができます。
さいごに
「セーターの洗濯方法を伝授！自宅でできるお気に入りニットの縮まない洗い方」をお伝えしました。
ウールは弾力性や保湿性に優れた素材ですね。セーターやコートなど冬には欠かせない存在です。
手洗いや脱水、乾燥と一手間かけてあげればグ～ンと長持ちさせることができます。もちろん脱いだあとはホコリを払ってきちんとハンガーにかけておくようにしましょう(^^)
