お歳暮って何?いつまで送り続けるものなの?
いいかげん面倒くさくてやめたいんだけど・・なんて思っていませんか?
お歳暮というのはお世話になった人へ感謝を伝えるものといいますが、今ではほとんど付き合いのない人へも長年の惰性で送っているだけ、なのも現実(>_<)
私も中元、お歳暮の両方贈っていたけど、お歳暮だけにするとかして付き合いのあまりない人へ対応を考え中なのです。
お歳暮は誰に贈るものなのか、お歳暮のやりとりはいつまでしたらいいのか、正しい贈る時期とか、このさい徹底的に調べておこうと思います!
お歳暮は誰に贈るの
形式化されたとはいえ、お歳暮は日頃お世話になっている親戚、仲人、会社の上司、習い事の先生などへの感謝の気持ちを込めた贈り物です。
ただし贈るかどうかはそれぞれの事情でぜったいというものではありません。
親・親戚
既婚者の場合は自分の親と義理の両親に贈っているという人が多いようです。私は旦那の実家には贈りますが自分の実家には贈っていません。結婚後は親同士も贈っていましたね。でも私は娘の嫁ぎ先には話し合いでお互いに贈りあうのはやめようと決めたので送っていません。親戚は他には旦那の兄弟に送っていますが私の兄弟には送っていません。自分よりも旦那側へは配慮が必要ということでしょうか(>_<)
仲人
お歳暮には末永くお付き合いしたいという意味合いがあるので、関係が変わらない限り贈り続けるというのがマナーです。挙式だけの仲人なら3年間でいいともされてます。その年に特別お世話になった人にこの時期だけに贈るという場合もあるかもしれないですね。その場合はお歳暮として贈らないで表書きを「御礼」として贈りましょう。
会社の上司
勤務先の場合はお歳暮は廃止されてることもあるので、旦那さんに確認しましょう。会社の場合は贈る場合は、特にお世話になっている人だけです。
習い事の先生
学校の先生には贈りませんが子どもの習い事の先生には贈る場合は多いようですね。一緒に通われてる周りの人とのバランスを考えるほうが無難です(^^)
お歳暮の渡し方
本来お歳暮の渡し方というのは、季節のあいさつとともに持参するものでした。
特に仲人には夫婦そろって訪問するものです。そのときには事前に連絡を取るようにします。
お歳暮を渡すときは、先方からのしの表書きが読めるように正面を向けて渡すのがマナーです。
あいさつの言葉(例)
贈るがわ「日頃は大変お世話になりありがとうございます」
受け取るがわ「ご丁寧にありがとうございます」
送り状を贈る
何を渡せばよいのか悩みそうですね。先方の年齢や家族構成、好みを考えて選びます。
今ではお歳暮を贈るのはデパートの配送を利用することが多くなっています。その場合には品物が届く前に送り状を贈るのが正式なマナーです。
送り状には、いつ、何を、どのデパートから送った、日頃の感謝の言葉を添えるようにします。
のし紙の表書き
表書きは「御歳暮」です。
年内に届けられなかった場合には1月7日までなら「御年賀」とします。
その後立春前日までは「寒中御伺」と表書きは変わっていきます。目上の人には「御伺」、目下の人には「御見舞」とします。
贈る時期
お歳暮を贈る時期は、一般的には12月の初めから20日までに贈るのがマナーです。
お歳暮は一年の締めくくりに感謝を表すものなので、年内に忘れないよう贈りましょう。
お歳暮の金額
お歳暮で贈る品物の金額の目安は、会社の上司やお世話になってる人は5000円程度、親戚・知人は3~5000円程度。特別お世話になった人が5000~1万円程度です。
毎年贈るものなのでお歳暮の金額は負担にならないように、長く続けられる基準で決めていきたいですね。お中元と両方送っている場合、お歳暮のほうをやや高めとします。
お返し
お歳暮を贈っていない相手から届いた場合、お歳暮のお返しは不要ですが受け取ったらすぐに
礼状を出します。お返しをしたいなら半額程度の品物を贈ります。。
喪中のときお歳暮は贈ってもいいの?
贈る相手や自分が喪中のときでもお歳暮は贈っても大丈夫です。不幸から時間があまり経っていないなら少し時期をずらすほうが無難。
水引はおめでたいイメージがあるので喪中のときは避けたほうが無難です。お店では白無地の「短冊」にしてもらい、地味な包装紙で贈るようにしましょう。
お歳暮をやめるとき
お中元やお歳暮は贈り続けることと、両方をおくることが基本です。
「もう贈るのをやめたい」というときにはまず中元をやめてお歳暮だけを贈ります。次にお歳暮をやめる、というふうに段階を経てからやめるようにします。
また両方贈るのではなくどちらかにしたい場合にはお歳暮だけにします。
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