赤ちゃんの肌はとってもデリケート。以前は日光浴をさせたほうがいいと言われたものでしたが、
今では紫外線の肌への悪影響もわかってきました。
日差しが強くなる季節、紫外線対策して外出したつもりなのに赤ちゃんの顔やほっぺが真っ赤になってしまったという経験はないでしょうか。日焼け後のケアはどうしたらいいのでしょう。
肌が真っ赤になる日焼けは実はやけどと同じなんです。ひどくなると、ヒリヒリ痛んだり水ぶくれができたりすることもあるのですよ。
そうなったら大変です。しっかりと日焼け対策する必要がありますし日焼け後の対策も万全にしておきたいですね!
今回は「赤ちゃんの日焼け後のケアはどうする?紫外線対策と日焼け対処は万全に!」をお送りします。
赤ちゃんの日焼けって?
赤ちゃんの肌は大人に比べてとても敏感なので大人がちゃんとケアしてあげる必要があります。
日焼けしてもすぐに落ち着いてきて黒くなる場合がありますよね。赤ちゃんは代謝が大きいので日焼けしてもあまり心配しなくてもいい場合も多いのです。
でも日焼けして肌が赤くほてったようになってしまうのは「サンバーン」といってやけどと同じです。この場合はきちんとしたケアが必要となりますし、なるべく紫外線を当てないように周りの大人が守ってあげなくてはいけません。
赤ちゃんの日焼けの注意ポイントと対策
赤ちゃんの日焼けトラブルを避けるためにも、なるべく強い紫外線には当てないようにすることが大切です。
注意ポイントとして、紫外線の強い時間帯は直射日光に肌をさらさないこと、外出するときは必ず日焼け止めを塗ることです。
一日のうちで紫外線がもっとも強くなる時間帯は10時~14時です。でもこの時間帯というのは外で遊ぶ時間帯と重なってしまうことが多いものですよね。
このときは遊ぶ場所はひなたは避けましょう。直射日光の当たらない場所を選ぶことが重要です。
外出するときは赤ちゃんには帽子をかぶらせてましょう。帽子のつばが広いほうが顔に直射日光が
当たるのを防ぐことができます。
薄手の長袖もできれば着せたほうが紫外線から肌を守ることができます。体の中に熱がこもらないように通気性のよいものを選びましょう。
外出前には顔、腕、足など直射日光が当たる箇所は必ず日焼け止めを塗りましょう。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので赤ちゃんが使用できる日焼け止めを選ぶ必要があります。
目安としてはSPFは15〜20程度、PAは++程度です。
日焼けには肌が赤くなる「サンバーン」と黒くなる「サンタン」の2種類があります。
SPFはサンバーンを防ぐ効果を示すもので、たとえばSPF20を塗った場合では、何も塗らないで肌と同程度に日焼けするのに20倍の時間がかかるというものです。
PAはサンタンを防ぐ効果を示すもので+の数が多くなるほど紫外線の防止効果が高くなるというものです。
赤ちゃんは汗っかきなので汗で流れてしまうと効果も持続できませんから、小まめに塗り直すことが大切です。
そして赤ちゃんは体温の調整機能もまだうまく働かないので、適度な水分補給も忘れないようにしましょう。
赤ちゃんの日焼け後のケア
日光に当たり過ぎて皮膚が赤くなったりピリピリと痛むのは軽いやけどの1度の状態です。すぐに水で冷やします。顔や手足が部分的に赤くほてっている程度ならタオルを水で濡らして肌に当てて冷やしてあげます。そのあと保湿クリームを塗っておきましょう。
日焼けしたあとのお風呂もぬるめにしたり着替えのときは肌をこすらないように気を付けます。日焼け後は水分もいつもより補給するようにしてください。
日焼けが広範囲だったり、痛がったり水ぶくれができてしまった場合は皮膚科で診てもらってください。水ぶくれはつぶさないでガーゼで保護していきましょう。自己判断でお薬を塗ったりするのは避けたほうがいいでしょう。
さいごに
「赤ちゃんの日焼け後のケアはどうする?紫外線対策と日焼け対処は万全に!」をお伝えしました。
紫外線は大人にとってもシミやシワの原因になるからできるだけ避けたい存在ですよね。それは赤ちゃんにとっても同じで、皮膚に悪影響を及ぼさないようにしたいものです。赤ちゃんにとって外出はいろんなものを吸収する大切な時間です。日焼け対策は万全にして思いっきり楽しみたいですね。
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