1月は一年の始まり。寒さが厳しい時期ですが、初詣や七草がゆ、鏡開きなど、季節の行事を通して家族や地域とつながる楽しみも多い月です。
さらに、冬の寒さや乾燥に対応した暮らしの工夫や、家事・整理整頓のコツを取り入れると、心地よく新年をスタートできます。
本記事では、1月の自然や暮らしの変化、主な行事や家仕事のポイントをまとめて紹介。初心者でも分かりやすく、毎年使えるヒントをお届けします。
1月はどんな季節?自然と暮らしの変化
一年で最も寒い時期である1月は、寒波や乾燥、雪など冬ならではの暮らしの注意点が増える季節です。小寒・大寒といった二十四節気に沿った寒さの目安や、寒仕込みなど伝統行事にも触れながら、食や健康、家事の工夫に自然につなげることができます。
また、正月から小正月にかけては、抱負や気持ちを整理して新しい年のスタートを心地よく迎える、リセット期間でもあります。
冬の寒さが本格化する時期
1月は、一年の中でも寒さが最も厳しくなる時期です。気温がぐっと下がり、地域によっては雪や霜が日常的に見られるようになります。朝晩の冷え込みが強く、室内外の温度差が大きくなるため、体調を崩しやすい季節でもあります。
特に注意したいのが「寒波」と「乾燥」。寒波が到来すると、水道の凍結や路面の凍結が起きやすく、暖房の使いすぎによる乾燥や電気代の高騰も気になるところです。
この時期は、加湿器や濡れタオルを活用して湿度を保ち、喉や肌の乾燥を防ぐことが大切です。また、雪が多い地域では、玄関前やベランダの雪かき・凍結対策を早めに行いましょう。
靴底が滑りにくい靴を選ぶことも安全のポイント。さらに、室内では窓際や足元の冷気を防ぐために断熱カーテンやラグを使うと快適に過ごせます。寒さを少しでも和らげる工夫をしながら、冬の暮らしを安心して楽しみたいですね。
二十四節気で見る1月(小寒・大寒)
1月は「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」という二十四節気が巡る、まさに冬の真ん中の季節です。小寒(1月5日頃)は「寒の入り」と呼ばれ、本格的な寒さが始まる時期。冷たい北風が吹き、空気は乾燥し、体調を崩しやすい日が増えます。この頃から「寒中見舞い」を出したり、湯船で体をじっくり温めたりと、冬ならではの習慣が見られます。
続く大寒(1月20日頃)は、一年で最も寒い時期。昔の人はこの厳しい寒さを利用して、味噌や日本酒を仕込む「寒仕込み」を行っていました。気温が低いことで雑菌が繁殖しにくく、じっくり発酵が進むため、美味しく仕上がるとされてきたのです。現代でも、この時期は鍋料理や根菜の煮物など、体を温める“冬の食”が恋しくなる頃。旬の食材を使って体を整えるのも、昔ながらの知恵です。
また、冷え対策として家の中を整える“冬の家仕事”もおすすめ。加湿や換気の工夫、布団干しや寝具の見直しなど、小さな手入れが快適な暮らしにつながります。寒さを味方に、心も体もぬくもる冬の過ごし方を見つけたいですね。
新しい年を迎える心のリセット期間
新しい年が始まる1月は、気持ちを整えるのにぴったりな“心のリセット期間”です。お正月は、一年の始まりを祝う行事が続きます。初詣で願い事をしたり、おせち料理を囲んだり、年賀状を通して人とのつながりを確かめたり――慌ただしい日々の中にも「一区切り」を感じる瞬間が多いですよね。
お正月が過ぎると、1月15日頃の「小正月(こしょうがつ)」へと移ります。この日は、正月行事の締めくくりとされ、家族の健康や五穀豊穣を願う行事が各地で行われてきました。小豆粥を食べる習慣もあり、鮮やかな赤い色が“魔除け”の意味を持っています。
この時期は、気持ちを切り替えるタイミングとしても最適。年の抱負をノートに書いたり、生活リズムを見直したりと、「自分を整える」ことに意識を向ける人も多いです。部屋を片づけたり、使わなくなったものを手放すのもおすすめ。心と暮らしを同時にスッキリさせることで、気持ちよく一年をスタートできます。
年の初めは、頑張りすぎず、冬の静けさの中で自分と向き合う時間を持つこと。それが、1月を穏やかに、そして前向きに過ごすコツかもしれません。
1月の主な行事・イベント
元日から始まる1月は、初詣で新年を清々しく迎えたり、お年玉のマナーを確認したり、成人の日で大人になる節目を祝ったりと、家族や地域とつながる行事が目白押しです。
季節や年齢に応じた楽しみ方や気をつけたいマナーを押さえながら、暮らしに取り入れることで、1月の行事をより充実させることができます。初心者でもわかりやすいポイントをまとめています。
元日・初詣|新年を清々しく迎える
1月1日は、1年の始まりを告げる特別な日。日本では昔から「年神様(としがみさま)」と呼ばれる新年の神様を家に迎え、健康や幸せを祈る風習があります。初詣は、その年の無事を願って神社やお寺に参拝する行事。家族や友人と一緒に行く人も多く、まっさらな気持ちで一年をスタートできる時間です。
初詣の参拝時期は三が日(1月1日〜3日)が一般的ですが、混雑を避けたい場合は「松の内」(関東では1月7日ごろ、関西では15日ごろ)までに行けば大丈夫。早朝や夕方は人出が少なく、静かな雰囲気でお参りできます。お賽銭を入れたら、感謝の気持ちを伝え、今年の目標を心の中でそっと祈りましょう。
また、初詣ではおみくじや破魔矢、お守りを授かるのも楽しみのひとつ。おみくじは結果に一喜一憂せず、そこに書かれた言葉を“今の自分へのメッセージ”として受け取るのがコツです。帰り道には、温かい甘酒やおしるこで体を温めるのもおすすめ。冷たい空気の中にある静けさと温もり――それが、1月ならではの新年の空気です。🎍
お年玉のマナーと相場
お正月といえば、子どもたちが楽しみにしているのがお年玉。
もともとは、新年に年神様から授かる「年玉(としだま)」という贈り物が由来といわれています。昔は鏡餅を分け与えることで「神様の力を分ける」という意味があり、今のようにお金を渡す風習に変わったのは江戸時代以降のことです。
お年玉を渡すときは、まず気持ちを込めて「今年も元気に過ごしてね」とひと言添えるのが大切。お金をそのまま渡すのではなく、必ず「ぽち袋」に入れましょう。表面には「お年玉」または「おとしだま」と書き、名前を添えると丁寧です。新札を入れるのが基本ですが、手元にない場合はできるだけきれいなお札を使いましょう。
気になる金額の目安は、未就学児なら500〜1,000円、小学生で1,000〜3,000円、中高生は5,000円前後、大学生なら10,000円ほどが一般的です。もちろん家庭の事情や地域によって違いがあるので、無理のない範囲でOK。
お年玉は、ただの「お金」ではなく、相手の成長を祝う気持ちを伝えるもの。金額よりも、「新しい年を応援する心」が一番の贈り物です。
成人の日|大人になる節目を祝う
1月の第2月曜日は「成人の日」。新成人の門出を祝う祝日で、各地で成人式が開かれます。かつては1月15日でしたが、2000年から「ハッピーマンデー制度」により現在の日程に変更されました。この日は、子どもから大人へと成長したことを社会全体でお祝いする、大切な節目です。
成人式では振袖やスーツ姿の新成人が華やかに集まり、地元の友人や恩師との再会を楽しみます。写真を撮ったり、懐かしい話をしたり――まるで同窓会のような温かい時間が流れます。振袖を着る女性は、事前にヘアメイクや着付けの予約をしておくと安心。男性もスーツや袴など、フォーマルな装いで気持ちを引き締めましょう。
また、成人の日は「感謝を伝える日」でもあります。これまで支えてくれた家族や先生に、ひとこと「ありがとう」を伝えるだけで、ぐっと意味のある一日になります。
成人を迎えるということは、社会の一員として責任を持つこと。華やかさの裏にある「自立の第一歩」を意識しながら、自分の未来を見つめ直すきっかけにしたいですね。
お正月から始まる季節の行事
1月上旬から中旬にかけては、七草がゆや鏡開き、小正月など、伝統的な行事が続きます。七草がゆでは無病息災を願い、鏡開きではお供えをいただく意味を学び、小正月では家族の健康や一年の豊作を祈る習慣があります。
これらの行事は、食や暮らし、地域の伝統と自然につなげやすく、家族で楽しむこともできる内容です。
七草がゆ(1月7日)|無病息災を願う伝統食
1月7日は「人日の節句(じんじつのせっく)」とも呼ばれ、七草がゆを食べる日として知られています。春の七草――セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)を細かく刻み、おかゆにしていただくこの風習。古くは平安時代に中国の風習が伝わり、無病息災を願う食文化として根づきました。
お正月料理で疲れた胃をやさしく整える意味もあり、「正月明けのリセット食」としてもぴったり。最近ではスーパーでも「七草セット」が手に入り、気軽に楽しめるようになりました。七草がそろわないときは、身近な青菜(小松菜や水菜など)で代用してもOK。温かい湯気とともに、体の芯からほっとする時間を感じられます。
七草がゆは「食の行事」として季節を実感できる日本の知恵。家族で七草を数えながら作るのも、自然と会話が生まれる楽しいひとときになります。
鏡開き(1月11日)|お供えをいただく意味と由来
お正月に神棚や床の間に飾った鏡餅は、1月11日に「鏡開き」をしていただくのが習わしです。鏡開きとは、神様やご先祖様に感謝し、無病息災を願ってお供えの餅を食べる行事のこと。お正月の区切りをつけ、日常へと気持ちを切り替える意味もあります。
「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを表す縁起の良い言葉。包丁で切るのではなく、手や木槌で割るのは“縁を切らないように”という願いが込められています。割ったお餅は、ぜんざいやおしるこ、揚げ餅などにしていただくのが一般的。
地域によって日にちが異なることもあり、関西では1月15日、京都では4日というところも。家庭で飾る際は、鏡餅をカビさせないよう個包装タイプを選ぶのもおすすめです。お供えを「いただく」ことで、神様の力を分けてもらう――そんな感謝の気持ちを感じられる行事です。
小正月(1月15日)|家族で一年の健康を祈る行事
1月15日の「小正月(こしょうがつ)」は、松の内が明けた後に行われる行事で、お正月の締めくくりにあたります。正月行事で忙しかった主婦をねぎらう日でもあり、家族の健康や豊作を祈る意味が込められています。
この日に食べるのが「小豆粥(あずきがゆ)」。赤い小豆には邪気を払う力があるとされ、体を温める効果もあります。冬の冷えた体にやさしく染みわたる味で、家族の健康を願うのにぴったりの料理です。
また、小正月には「どんど焼き」と呼ばれる火祭りも各地で行われます。正月飾りや書き初めを焚き上げ、煙に乗せて一年の無病息災を祈るというもの。火を囲む光景は、冬の寒さの中にぬくもりを感じる日本らしい風景です。
年の初めをきちんと締めくくり、心と家をリセットする小正月。家族で過ごす静かな行事として、現代の暮らしにも穏やかに取り入れたい習慣です。
冬の暮らしを快適にする工夫
寒さや乾燥が本格化する1月は、日常生活に小さな工夫を取り入れることで快適さが大きく変わります。温活や重ね着、暖房の使い方などで体を温める方法や、根菜や鍋料理、しょうがなど冬の食材で体を内側から温める工夫を紹介。健康や暮らしのヒントとして、自然に関連記事へつなげる導線も作りやすい内容です。
乾燥・冷え対策の基本(スキンケア・冷え性)
1月は空気がもっとも乾燥し、手足の冷えや肌のかさつきが気になる季節。暖房の効いた室内は快適ですが、湿度が下がることで肌の水分が奪われやすくなります。スキンケアでは「保湿を重ねる」ことがポイント。化粧水だけでなく、乳液やクリームで油分を加え、肌のバリアを守りましょう。寝室に加湿器を置いたり、洗濯物を室内に干したりするのも手軽な湿度アップ法です。
冷えが気になる人は、体を内側から温めることも意識を。生姜や根菜を使ったスープ、温かい飲み物をとるほか、ふくらはぎや足首を動かす軽いストレッチもおすすめです。厚着をするより、「重ね方」を工夫して、空気の層で保温するのがコツ。
外の寒さと室内の乾燥、どちらにも気を配ることで、冬の不調はぐっと軽くなります。朝晩のちょっとしたケアを習慣にして、寒い季節を気持ちよく過ごしましょう。


温活・寒さ対策の工夫
1月は一年の中でもっとも寒さが厳しい季節。外出のときはもちろん、家の中でも「温活」を意識するだけで、体のこわばりや冷え疲れがぐっと減ります。まず大切なのは、体の“末端”を冷やさないこと。足元や手先を温めると全身の血流が良くなり、自然と体温も上がります。厚手の靴下を重ねるより、薄手の靴下+レッグウォーマーなど、空気を含ませる重ね方がおすすめです。
また、服の重ね着は「首・手首・足首」の3つの“首”を守るのが基本。ここを温めると効率よく保温できます。暖房をつけるときは、加湿器や洗濯物で湿度を保つと、同じ温度でも暖かく感じられます。さらに、床の冷えが気になる場合はカーペットの下に断熱シートを敷くと快適です。
家の中で軽くストレッチをしたり、湯たんぽをひざに乗せて読書をしたり――そんな“ぬくもり時間”をつくるだけで、寒い冬の日も穏やかに過ごせます。自分に合った温活スタイルを見つけて、体も心もポカポカに。
冬の食で体を温めるアイデア
寒さが厳しい1月は、食事で体を内側から温める工夫も大切です。旬の根菜や生姜を使った料理は、冷えやすい季節の強い味方。たとえば、大根やごぼう、にんじんなどの根菜類には、体を温める「陽性食品」が多く含まれています。これらを味噌汁や煮物にすると、芯からじんわり温まります。
また、生姜をすりおろして加えると血行促進にも効果的。お茶やスープに少し加えるだけで、体がぽかぽかしてくるのを感じられるはずです。鍋料理も冬の定番。旬の野菜やきのこをたっぷり入れて、ビタミンと食物繊維をしっかり補いましょう。
食卓に湯気の立つ料理が並ぶだけで、家の中がふんわりと温かく感じられます。温活としての「食」は、健康にもつながる大切な習慣。寒い季節だからこそ、体を労わるような食事を楽しみたいですね。
お正月行事をより楽しむアイデア
しめ飾り・鏡餅・おせちの意味を再確認
お正月の定番といえば「しめ飾り」「鏡餅」「おせち料理」。どれも“年神様(としがみさま)”をお迎えし、新しい一年を健やかに過ごすための大切な意味があります。
しめ飾りは、家の入り口を清め、神様を迎えるための「結界」のような役割を持っています。注連縄(しめなわ)の形や飾りの種類によって意味が少しずつ異なりますが、いずれも“福を招き、災いを寄せつけない”願いが込められています。
鏡餅は、丸い形が「円満」や「調和」を表し、二段重ねには「去年と今年」「過去と未来」をつなぐ意味があります。食べることで神様の力を分けてもらい、無病息災を願うという風習です。
おせちは「お節供(おせちく)」という宮中行事が由来で、各料理に縁起の良い意味が込められています。黒豆は「まめに働く」、数の子は「子孫繁栄」、田作りは「豊作祈願」。一つひとつの料理に願いを込めながら味わうのも、お正月ならではの楽しみ方です。
これらの行事食や飾りの由来を知ることで、「準備のひとつ」から「心を込めた年迎え」へと気持ちが変わりますね。


初詣後にしたいこと(お守り・破魔矢など)
初詣を終えたあとも、新年の過ごし方にはちょっとしたポイントがあります。たとえば、お守りや破魔矢、熊手などを新しく受けた場合、古いものは神社に納めて感謝を伝えましょう。1年間守ってくれたお礼をきちんと伝えることで、より良い一年のスタートを切ることができます。
また、新しいお守りを選ぶときは「今年の願いごと」に合わせて。交通安全、健康、縁結び、学業など、今の自分に必要なものを選ぶと良いでしょう。財布やバッグに入れるお守りは、清潔な状態を保つのがポイントです。
破魔矢(はまや)は、邪気を払う縁起物。神棚や玄関など、清らかな場所に飾るのがおすすめです。さらに、絵馬に一年の抱負を書いたり、おみくじを手帳に挟んで目にするたびに意識するのも素敵な習慣。
初詣後のこうした小さな行動が、1年を心穏やかに過ごすヒントになります。神社で感じた清々しい気持ちを日常にも持ち帰りたいですね。
1月におすすめの家しごと
冬の掃除で整える運気アップ
寒さが厳しい1月は、つい掃除を後回しにしがちですが、冬こそ家全体を整える絶好のタイミングです。玄関やリビング、窓や床のほこりを丁寧に取り除くことで、空気がすっきりし、心地よく過ごせます。特に玄関は運気の入り口と言われるため、ほこりや泥汚れを落として明るく整えておくと、新年を迎える気持ちも軽やかになります。
掃除のコツは、冷たい空気で手がかじかまないよう、雑巾やブラシをお湯で湿らせること。細かい場所はブラシや古歯ブラシを使うと効率的です。また、冬は乾燥しやすいので、拭き掃除後に加湿すると空気が柔らかくなり、ほこりも舞いにくくなります。さらに、掃除と整理整頓を組み合わせると、視覚的にもすっきりし、心のリセットにもつながります。
新しい年のスタートとして、家全体をきれいに整えることで、暮らしに清潔感が生まれるだけでなく、気持ちも前向きに。冬の掃除は単なる作業ではなく、「運気を整え、家族の心地よさも守る大切な家しごと」と考えて取り入れると、新年の暮らしがぐっと快適になります。
冬の洗濯・部屋干しのコツ
寒い1月は洗濯物が乾きにくく、部屋干しや乾燥対策に悩む人も多い時期です。まず意識したいのは、室内の湿度管理。暖房で乾燥しすぎると衣類がカサカサになり、静電気も起こりやすくなります。加湿器を併用したり、濡れタオルを近くに干すと、洗濯物もふんわり乾きやすくなり、肌や喉の乾燥対策にもつながります。
干し方にも工夫を。厚手のセーターやニットは平干しで形を崩さず、シャツや薄手の衣類は間隔を広めにして風通しを良くすると、乾きムラや臭いを防げます。部屋の暖かい空気が循環する場所に干すのもポイントです。さらに、洗濯前に衣類のタグや素材を確認して適切な洗い方を選ぶと、型崩れや縮みを防げます。
冬の洗濯は、ただ乾かすだけではなく、衣類を長持ちさせ、室内環境を快適に保つ工夫が大切です。部屋干しの工夫や湿度管理、素材に合った洗濯法を意識することで、寒い季節でも衣類が気持ちよく整い、家事のストレスも減らせます。家全体の快適さにつながる大切な冬の家しごとです。


新年の整理整頓で暮らしを整える
年が明けた1月は、家の中を見直し、整理整頓を行うのにぴったりのタイミングです。年末年始で溜まった紙類や小物、子どもや家族の持ち物をカテゴリーごとに分け、必要なものと不要なものを仕分けするだけで、生活の流れがスムーズになります。特に頻繁に使う物は取り出しやすく、あまり使わないものは収納の奥へ。これだけでも家事の時短につながります。
さらに、整理整頓は物理的なスッキリ感だけでなく、心の整理にも効果的。新しい年の抱負や予定をカレンダーや手帳に書き込み、家族のスケジュールと照らし合わせながら整えると、日々の暮らしに安心感が生まれます。また、引き出しや収納のラベル付けをしておくと、誰が使っても戻しやすく、家族全員の協力で家が整います。
新年の整理整頓は、単なる片付けではなく、家全体の運気を整え、心地よい生活リズムを作る大切な家しごとです。毎年1月にこの習慣を取り入れることで、1年を気持ちよくスタートできる土台が整います。


まとめ|1月は「整える・始める」の季節
1月は一年のスタートを切る大切な時期。冬の寒さで体や心が縮こまりがちですが、掃除や整理整頓、衣類や部屋干しの工夫を取り入れることで、家の中がすっきりと整い、気持ちも前向きになります。運気を上げるための掃除や玄関の整頓、衣類の管理など、日常に少しの工夫を加えるだけで、暮らし全体が快適になり、新年の生活リズムもスムーズになります。
また、七草がゆや鏡開き、小正月といった1月の行事を家族と一緒に楽しむことで、季節感を意識しながら心もリフレッシュ。伝統行事の意味を知り、暮らしに取り入れることは、日々の生活に彩りを加えると同時に、家族との時間を豊かにしてくれます。冬の寒さ対策や温活も合わせて行うと、健康面でも安心です。
1月は「整える・始める」の習慣を意識することで、家も心もリセットされ、新しい年を清々しく迎えられます。小さな家しごとや季節行事を通じて、暮らしを心地よく整え、1年のスタートを快適にすることが、この季節の醍醐味です。
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